#060 SDガンダムBB戦士No.61 密林の摩亜屈

2020年12月25日

この記事のPoint☆

・SD戦国伝、風林火山編の四天王、密林の摩亜屈
・BB戦士・密林の摩亜屈のキットの組み立て~塗装
・SDガンプラを水性アクリル塗料でうまく塗る方法

BB戦士 密林の摩亜屈のキットを紹介

シリーズNo.61
デザインベースガンダムMk-Ⅱ、ムシャガンダムMK-Ⅱ
登場シリーズSD戦国伝風林火山編
発売1990年8月
価格500円
武器刀(双翼剣)×2、槍、タネガシマリボルバー
特徴軽装形態→武者形態(武者頑駄無摩亜屈メディテーションモード)
イーグルが付属
林の鎧にはスタンド付き、「林の書」も同梱

風林火山編の9弾。
旧武者七人衆のパワーアップキットで、No.24「ムシャガンダムMk-Ⅱ」がベース。
成形色を変更し、林の鎧が追加になっています。
武者頑駄無摩亜屈本体はベースキットと同じ構成で、イーグルとの合体も可能です。

密林の摩亜屈<ミツリンのマークツー>(ガンダムMk-II)

SD戦国伝 風林火山編に登場する、頑駄無軍団・風林四天王の一人。
武者七人衆の一人、摩亜屈が隼王天の力を宿す林の鎧を纏った姿。本体は青基調。或いは緑基調に変化。
修行のため家を出された百士鬼改を預かる。弟子として、二刀流を受け継がせた。
大自然の中を自在に駆け巡り戦うことができる。

密林の摩亜屈のキットを開封~組立

水性アクリル塗料で塗装その1 軽装タイプ

塗装の際の様子

塗装の様子をダイジェストにまとめました。

塗料は、ホビー用水性アクリルのシタデルカラー。
筆塗りで色付けをしていきました。
色の境目や細部は面相筆で、広い面積は模型用のブラシなどで着色しました。
さらに細かいところは、先端を糊で固めた細筆を使用しました。

まず下地塗りとして、「コントラスト」カラーを使用しました。
BASE、SHADEの両機能を兼ね備えた塗料で、下地にもなり、スジや溝には液体が流れ込んでいくので時短にもなり、最近多用しています。

密林の摩亜屈のキットでは、アポシカリーホワイト、ワープライトニングバシリカヌムグレイイアンデンイエローブラッドエンジェルレッドグリフチャージャーグレイスネークバイトレザーの7色を使用しました。

上塗りはカラーごとに見ていきます。

まずは、コラックス・ホワイト。

シタデルカラーでいわゆる白、隠ぺい力の高い、顔料を多く含む塗料です。
少しグレーがかった白です。

このあと白が仕上げ色となるところに塗りました。頭部、腕部、脚部です。
隠ぺい力が強いと言っても白、その点は先に塗った下地でカバーしています。

こちらが密林の摩亜屈の上塗りで使用した塗料。
この動画分で塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約60分でした。

青、マクラーグブルーです。
今回の武者ガンダムマークⅡのメインカラー。
頭部、胴体、腕部、脚部に使いました
顔料多めの塗料で、隠ぺい力は強いカラーです。

シルバー、アイアンハンズスティール

黄色、アバ―ランドサンセット。頭部、胴体の一部に塗っています。

赤・メフィストンレッドを塗りました。
この色も、下地としても使える顔料の多い隠ぺい力の強いカラー。
頭部、胴体、脚部のそれぞれ一部に使いました。

エシングレイ。手に塗ったカラーです。

次にメタルカラーの金、レトリビューターアーマーです。
胴体の適所に塗っています。
メタルカラーは一般的に隠ぺい力が高いことが多いですが、シタデルカラーの金銀はさほどでもないため、何らかの下地処理がしてある方が色が乗っていきます。

最後に、スミ入れ、質感を出すために、シェイドカラーのナルンオイルという塗料を使いました。

塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

軽装タイプの組み立て。

塗装後(軽装形態)

塗装後がこちら。

水性アクリル塗料で塗装その2 武者摩亜屈

塗装の際の様子

まず下地塗りとして、「コントラスト」カラーを使用しました。
上塗りはカラーごとに見ていきます。

まずは、コラックス・ホワイト。

このあと白が仕上げ色となるところに塗りました。今回のパートでは肩鎧です。
隠ぺい力が強いと言っても白、その点は先に塗った下地・アポシカリーホワイトでカバーしています。

塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約40分でした。

青、マクラーグブルーです。
今回の武者ガンダムマークⅡのメインカラー。
今回のパートではカブト、肩鎧、バックパック、刀、サヤ、ナギナタに使いました
顔料多めの塗料で、隠ぺい力は強いカラーです。

赤・メフィストンレッドを塗りました。
この色も、下地としても使える顔料の多い隠ぺい力の強いカラー。
カブトの一部に使いました。

次にメタルカラーの金、レトリビューターアーマーです。
カブト、肩鎧の適所に塗っています。

最後に、スミ入れ、質感を出すために、シェイドカラーのナルンオイルという塗料を使いました。
カブトや肩鎧のスジ、溝に液体塗料が流し込まれて陰影が出せました

塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

軽装タイプに武装する形で武者摩亜屈を組み上げました。

刀・サヤは両腰に装着しました

塗装後

塗装後がこちら。

水性アクリル塗料で塗装その3 密林の摩亜屈

塗装の際の様子

まず下地塗りとして、「コントラスト」カラーを使用しました。

上塗りはカラーごとに見ていきます。

まずは、赤・メフィストンレッドです。
隠ぺい力の強い、顔料を多く含む塗料です。
肩アーマーと、カブトの一部に使用しました。

塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約50分でした。

銀色、アイアンハンズスティールです。
カブトのフェイス部分に着色しました。

金色、レトリビューターアーマーです。
肩アーマーとカブトの適所に塗り入れました。

次にワープストーングロウ、緑の塗料を使いました。
このカラーはLAYER、上塗り用。
隠ぺい力はさほど強くないですが、先に塗った下地・ワープライトニングが効いて色が乗りました。

最後に、スミ入れ、質感を出すために、シェイドカラーのナルンオイルという塗料を使いました。

伝説の四天王の一人、隼王天の用いた「林の鎧」を身にまとった武者摩亜屈は、新生武者の百士鬼改を弟子として育て上げます。

塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

軽装タイプに、林の鎧を武装させていきます。

塗装後

塗装後がこちら。

水性アクリル塗料で塗装その4 相棒イーグル

塗装の際の様子

まず下地塗りとして、「コントラスト」カラーを使用しました。
上塗りはカラーごとに見ていきます。

まずは、コラックス・ホワイト。

イーグルの、主に顔の部分に塗りました。

塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約50分でした。

黄色、アバ―ランドサンセットです。
イーグルのイエローの箇所に使いました。
このカラーは、顔料多めで隠ぺい力の強いカラー。
下地を作ってあるとはいえ、かなり優秀な色のノリです

赤・メフィストンレッドを塗りました。
イーグルの額の部分に使いました。

次にエシングレーを、イーグルのボディと、タネガシマリボルバーに塗りました。
こちらはLAYER塗料。
隠ぺい力はさほど強くないですが、先に塗った下地・バシリカヌムグレイが効いて色が乗りました。

茶色、モーンファングブラウンを、タネガシマリボルバーに塗りました。
このキットの塗装で唯一使った茶色の箇所です

最後に、スミ入れ、質感を出すために、シェイドカラーのナルンオイルという塗料を使いました。

武者摩亜屈は二刀流の名手で、今回塗装した「イーグル」が相棒で連係プレーを得意とします。
イーグルは、軽装タイプと武者タイプに換装可能です。

塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。

色塗り終った各パーツを組み上げていきます。

塗装後

塗装後がこちら。

まずは林の鎧と軽装イーグル、武者摩亜屈。

次に密林の摩亜屈と、軽装イーグルです。

制作動画をYouTubeで見る

素組みの際の動画

塗装その1の動画

塗装その2の動画

塗装その3の動画

塗装その4の動画

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この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2020年12月25日

Posted by エムサンチャンネル