#006 SDガンダムBB戦士No.12 ギラ・ドーガ
・SDガンダムBB戦士の超初期のキット
・ギラ・ドーガのキットの組み立て
・水性アクリル塗料での色塗り
BB戦士 ギラ・ドーガのキットをご紹介
シリーズNo. | 12 |
デザインベース | – |
登場シリーズ | 機動戦士ガンダム逆襲のシャア |
発売 | 1988年7月 |
価格 | 300円 |
武器 | ビームマシンガン、ビームソード、ビームアックス、ビームピック、シールド |
特徴 | シールドからシュツルム・ファウストを発射するギミックがある BB戦士シリーズ初、スプリング2個使用キット |
深緑の成形色が当時は珍しく思えてとにかく好きでした。
もう35年近く前のキット。デザインが洗練されてて今でも全然色あせてないですね。
ギラ・ドーガ
「CCA-MSV」として設定された、ネオジオン軍の試作MS。
ガンダムシリーズの量産型MSの代表、ザクIIの直系機としてデザインされており、ショルダーシールドやショルダーアーマーなどのパーツにその特徴を残している。第二次世界大戦におけるドイツ軍の歩兵がモチーフで、「ドイツ軍ヘルメットをかぶったザク」というイメージでデザインされた。歩兵ということでバックパックも背嚢のイメージが強いデザインになっており、武装は実際に存在する銃のギミックを数多く取り入れている。
ギラ・ドーガのキットを開封~組立
水性アクリル塗料で塗装
塗装の際の様子
塗装の様子をダイジェストにまとめました。
塗料は、水性アクリルのシタデルカラー。
筆塗りで色付けをしていきました。
色の境目や細部は面相筆で、広い面積は模型用のブラシなどで着色しました。
さらに細かいところは、先端を糊で固めた細筆を使用しました。
まず下地塗りとして、シタデルカラーの「コントラスト」を使用しました。
BASE、SHADEの両機能を兼ね備えた塗料で、下地にもなり、スジや溝には液体が流れ込んでいくので時短にもなり、最近多用しています。
このギラ・ドーガのキットでは、ワープライトニング、イアンデンイエロー、ブラッドエンジェルレッド、バシリカヌムグレイの4色を使用です。
まずはイアンデンイエロー。
主に、黄色を上塗りする箇所の下地として使いました。
手持ちの3種類の武器の刃のカラーはすべてイエローにしました
続いてブラッドエンジェルレッド。
こちらはそのまま仕上げ色になりました。
次にバシリカヌムグレイ。
グレーの下地です。
メインボディのカラーは、グリーンの下地として、ワープライトニング
濃くなってしまわぬよう、予め水で溶いて、かなり薄めた状態で色を乗せました
塗ったというよりも、最後の上塗りがスムーズにいくよう下処理をした感じです
仕上げでグリーンは2色で色分けしますが、下地の段階ではいずれもワープライトニングをベースにしました
工程は下地塗から上塗りの2段階
上塗りもカラーごとに見ていきます。
まずは、エシングレイ
下地にバシリカヌムグレイを塗った箇所に。
手、バックパックの一部、ビームマシンガン、頭部の一部に使いました
シタデルカラーのLAYER塗料です。
3種類の手持ち武器や、頭部、胴体、脚部、腕部の一部各所に使った黄色・アヴァーランドサンセットです
黄色のカラーの中では優秀な隠ぺい力を誇るカラーです
緑の一色目は、ファレホのモデルカラー・ミディアムオリーブを塗りました。
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラーですが、今回使用した中でも薄手の緑なので2度ほど重ね塗りを意識して色を入れました
ファレホは、イギリス発の水性アクリル塗料
発色がよい、速乾、乾いた後の耐水性、無臭、どれをとっても扱いやすい、プラモデルやフィギュアの塗装に最適な塗料です
下地、ワープライトニングを塗った箇所に上塗りしました。
同じく下地にワープライトニングを塗った箇所に、シタデルカラーの濃い緑・キャリバングリーンを塗りました
シタデルカラーのBASE塗料
面積が広いところは塗りムラも気になるので、テクニカルという種類にある「ラーミアンメディウム」という溶剤を使いながら塗っていきました
こちらが今回の、ギラ・ドーガの上塗りで使用した塗料。
この動画分で塗装にかかった時間は下地塗りを合わせて約60分でした。
塗装後
塗装後は、水性トップコート・つや消しを全体に吹き付け、乾燥させて完成。
色塗り終った各パーツを組み上げていきます。
まだ、ポリキャップパーツが登場する前の初期のBB戦士キットですね
塗装後がこちら。
制作の様子をYoutube動画でチェック!
素組みの際の動画
素組みの様子
塗装の際の動画
塗装の際
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