#864【消しゴム塗装】ロビンマスク(キン肉マン キンケシ24)

2025年2月22日

久しぶりに、最新弾のキンケシです。キンケシ24から「ロビンマスク」を連日塗装。
2体あるので、青のアニメカラーと、シルバーのいわゆる原作、新作アニメカラーにて
今回はボディは青、当時のアニメカラーを意識した色分けにしました
水性アクリル塗料で色付けしました

この記事で伝えたい3つのPoint☆

・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・キンケシ24から「ロビンマスク」
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法

before~after

最新弾キンケシ24のカプセルに同梱されているブックレットです
最近は白黒の簡素なブックレットなんですね

今回は、ロビンマスク・ブロッケンJr.を筆頭に、バッファローマンとスプリングマンのワザケシなど、またまた盛りだくさんのラインナップになっています

まずは塗装前の状態です。腕組みをしたロビンマスク。
塗装面積は小さくなっていると思いきや、このボディとの際の箇所はなかなかペイントにてこずる造形でした

塗装後のレビューを先に
青を基調とした、昔のアニメイメージの強い世代にはおなじみのカラーリングです
台座には、シタデルカラーの特殊効果表現のテクニカルカラーを使っています

可塑剤を抜く塗装前の下処理

下処理から、ペイントの様子は記録していますのでここから詳しくご覧ください

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

まずはベース塗装です
シタデルカラーのLAYER、パリッドウィッチフレッシュを水で溶いて薄めながら塗りました

全体に塗りました

この方法が結果として効率が良いので、最近は消しゴム塗装では、この薄く白の下地を入れる、作業は、ほぼ全面に行うようにしています
刷毛を使って一気に塗るので、2、3分あればできてしまいます

台座プレートにも同様に塗りました
プレートサイズは直径3cmです

色分けの1色目は、下地が完全乾燥したのち、黒から
マスク、肩、パンツ、アーム、ひざ、ブーツと塗装箇所たくさん
色分けの1色目は、下地が完全乾燥したのち、黒から
マスク、肩、パンツ、アーム、ひざ、ブーツと塗装箇所たくさん

ファレホのゲームカラー・ブラック

最初の色なので多少のはみ出しは気にせず塗りました

2色目は、マスクの後部、鎧に使った濃い青です
シタデルカラーのBASE、マクラーグブルーです
シタデルでは標準的な青カラーといったところでしょうか

ベルトに黄色です
ファレホのモデルカラー、ディープイエロー
下地の白が効いてうまく色が乗りました

重要なカラーの赤です
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッド
目と、鎧、アーム、パンツ、ブーツそれぞれにアクセントになる位置に塗装箇所があります
鮮やかな赤カラー

ここで水色
この色が入って、全体がそれらしく見えてきます
ファレホのゲームカラー、サンライズブルーです
隠ぺい力はそこそこある水色。こちらも下地が効いて一発で色が乗っていきます

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

最後はマスクの前面。
明るい青カラー、シタデルカラー、BASE、カレドールスカイを使っています
一番最初に塗った黒との色分けがあるので、慎重・丁寧に色を入れていきました
極細筆でゆっくりと

台座プレートを上塗り
シタデルカラーのテクニカル、スターランドバトルマイア

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシ・刷毛を使って
時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装で使用した塗料はこちら

かかった時間は約60分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、最新弾のキンケシ24
ロビンマスクを、当時のアニメカラー・ボディ青、水性アクリル塗料を使ってペイントしました

ロビンマスクは、イギリス・ロンドン出身の正義超人で、超人強度は95万パワー。
ロビン王朝の当主で、頭脳派。
ロビン戦法という独自の戦法で戦います。
弟子や後進の育成にも長け、指導力にも定評があります

1980年代に一大ブームを巻き起こした「キン消し」。バンダイさんが発売した約4㎝サイズのレギュラーシリーズが、完璧超人始祖編の連載が進んだ2017年に造形も新たに新装されてから早8年。今回の24は、2025年2月に発売されました。

◆関連するロビンマスクの模活記録記事

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年2月22日

Posted by Mさん模活時間の記録