キンケシ復刻版10「キン肉マンスーパーフェニックス」原作カラー筆塗り塗装レビュー|下処理から完成まで徹底解説#1115

2009年発売のキンケシ復刻版パート10より、邪悪五大神仕様のキン肉マンスーパーフェニックスを原作カラーで筆塗り塗装しました。下処理から彩色工程、使用塗料まで詳しく紹介します。

今回は2009年発売のキンケシ復刻版10 キン肉星王位争奪編4から、邪悪五大神仕様のキン肉マンスーパーフェニックスを原作イメージでペイントしました。水性アクリル塗料を使ったオール筆塗り仕上げです。


■キンケシ復刻版10の魅力と造形について

本弾は王位争奪編第4弾として展開され、新規造形やニューコスチュームの超人が多数ラインナップされた人気シリーズです。今回のフェニックスも新規造形のひとつで、身体には邪悪五大神のフェイスが浮かび上がる独特な造形が特徴です。

復刻版は金型の関係でやや小ぶりですが、その分ディテールが密集しており塗装のやりがいがあります。


■塗装前の状態チェックと下処理工程

塗装前のキン消しは経年による変化こそあるものの、汚れや破損もなく保存状態は良好でした。そのため通常どおりの工程で下処理を進めています。

まず煮沸して素材を柔らかくし、歪みを整えながら表面の油分やホコリを除去します。その後ベンジンに一晩から2日ほど漬け込み、可塑剤など塗装の妨げになる成分を抜きました。

完全乾燥後はMr.スーパークリアつや消しを吹き、塗料の食いつきを高める下地を作っています。


■使用塗料と筆塗り工程

塗装は水性アクリルのファレホをメインに、シタデルカラーを補助的に使用しました。面相筆を基本に、広い面は平筆で効率よく作業しています。

まず全身にモデルカラー「ライトフレッシュ」をベースとして塗装。この下地があることで発色と色ノリが大きく向上します。

本体はホワイトグレーで目やマークを色分けし、肌部分にはフラットフレッシュを使用しました。細かな線模様を避けながら慎重に塗り進めています。

パンツラインやシューズにはゴールドイエロー、ロングタイツにはベルデグリを使用。ムラ防止のためラーミアンメディウムで希釈しながら重ね塗りしました。

口元やパンツバンドにはブラッディレッド、全身の縞模様にはスクイッドピンクを使用しています。隠ぺい力が高く、スムーズに塗装できました。


■邪悪五大神フェイスの細密塗装

最大の見どころは背面に浮かぶ邪悪五大神の彩色です。

目にはホワイトグレーやアイスイエローを使い分け、それぞれの神の個性を表現しました。

残虐の神はライムグリーン、飛翔の神はマジックブルー、技巧の神はベージュブラウン、知性の神はエイリアンパープル、強力の神はサンセットレッドで塗り分けています。

細かな作業が続きましたが、全工程で約70分ほどの塗装時間でした。


■トップコート仕上げと完成レビュー

仕上げにはソフト99のボデーペンクリアを全体へ吹き付けて保護コートを施工。しっかり乾燥させて完成です。

原作カラーを意識したことで情報量の多い彩色となり、小さなキンケシながら非常に存在感のある仕上がりになりました。

今回は復刻版パート10より、邪悪五大神仕様のキン肉マンスーパーフェニックスを水性アクリル筆塗りで仕上げました。細密造形と多色塗装を楽しめる、非常に満足度の高いペイントとなりました。

この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

Posted by Mさん模活時間の記録