【キンケシ復刻版 塗装】夢の超人タッグ編 ビッグ・ザ・武道を初代アニメカラーで筆塗りペイント#1063
2008年発売の「キンケシ復刻版 夢の超人タッグ編」からビッグ・ザ・武道を水性アクリル塗料で筆塗りペイント。初代アニメカラーを参考に、下処理から完成までの塗装工程を詳しく記録しました。
↑塗装Vlog

■ キンケシ復刻版「夢の超人タッグ編」とは
今回は2008年発売の「キンケシ復刻版」より、夢の超人タッグ編にラインナップされたビッグ・ザ・武道をペイントします。
初代アニメカラーを参考に、いつものように水性アクリル塗料によるフリーハンド筆塗りで仕上げました。

こちらは当時のカプセルに同梱されていたブックレットです。
このシリーズは復刻版第1弾にあたり、当時物レギュラーサイズから厳選された、タッグ編決勝トーナメント出場超人が、それぞれ2体1組で封入されているのが特徴でした。


■ 塗装前の状態チェック
まずは塗装前の状態です。
多少の経年劣化は見られるものの、汚れや損傷はほぼなく、全体的に良好なコンディションでした。



わずかな曲がりクセはありましたが、加熱処理で形状を補正。
ペイント自体に大きな支障はなかったため、そのまま通常の工程で下処理を進めました。
なお、復刻版は金型の関係で当時物よりやや小さめサイズ。
ビッグ・ザ・武道本来の迫力を考えると、少しスリムで小柄に感じる造形です。

■ 先に塗装後レビュー
今回のカラーリングは初代アニメ版をイメージ。
赤いボディカラーが非常に印象的な仕上がりになりました。

竹刀や背面ディテールは意外と情報量が多い造形ですが、今回は雰囲気重視で基本1色塗りとしています。
■ キン消し塗装の基本的な下処理工程
ここからは、下処理からペイントまでの工程を詳しく見ていきます。
キン消し・デカ消し塗装は、基本的に以下の流れで進めています。

- 煮沸してゴム素材を柔らかくし、形状を整える
- 表面の油分や埃を落とす
- ベンジンに一晩〜2日漬け込み、可塑剤を抜く
- 乾燥後、**Mr.スーパークリア(つや消し)**を全体に吹いて下地を作成



この下処理で、塗料の定着が大きく変わってきます。
■ 使用塗料と筆について
塗料は水性アクリルのファレホを基本に、
要所でシタデルカラーを併用しています。

すべてオール筆塗りで仕上げました。
使用した筆は、細部は面相筆、広い面積はブラシを使い分けて効率よく時短塗装しています。
工程は大きく分けて
下地塗り → 上塗りの2段階です。
■ 下地塗り:ライトフレッシュ
ベースとして、全身に
ファレホ・モデルカラーのライトフレッシュを塗布しました。

かなり明るめのフレッシュカラーで、
この下地があるかどうかで、その後の色ノリが大きく変わります。
模型用の平筆で一気に塗るため、
2〜3分程度で下地塗りは完了します。
■ 上塗り①:影色とメインカラー
完全乾燥後、フェイスの影部分と腕部装甲に
ゲームカラーのラストフルパープルを薄く入れました。

メインボディには、
ゲームカラーのブラッディレッド。
非常に発色の良い、印象的な赤です。

塗装面積が広いため、
シタデルカラーのラーミアンメディウムで薄めながら、
色ムラが出ないよう丁寧に重ねていきました。
■ 上塗り②:白と青系カラー
白部分には、
モデルカラーのホワイトグレーを使用。
フェイス、帯ひも、下半身の袴に塗っています。

筆跡が残らないよう、
筆先で叩くように色を乗せ、結果的に2回ほど重ね塗りしました。
上半身の着衣と背面は、
モデルカラーのインファントリーブルー。

袴の白も再度重ね塗りし、ムラを完全に解消しました。

■ 脚部・竹刀の塗装
脚部・足元には、
ゲームカラーのエルフィックブルー。
やや明るめの紺色といった印象です。

竹刀にはまず
ゲームカラーのサンライズブルー、
続いてグレイシャーブルーを使用。

今回は目立ちにくいですが、
実は青系カラーを4色使用した塗装になっています。
■ 仕上げと所要時間
最後に再度インファントリーブルーで
「武道」の文字を書き込み、
塗り残しやムラ部分を補修しました。

塗装にかかった時間は約50分です。
■ トップコートと完成
仕上げに、
ソフト99コーポレーションのボデーペン・クリアを全体に吹き付け、
しっかり乾燥させて完成です。

台座を付け、
フロントビューからリアビューまで確認しました。



■ まとめ
今回は、
キン肉マン・キンケシ復刻版「夢の超人タッグ編」ビッグ・ザ・武道を、
初代アニメカラーを参考に水性アクリル塗料で筆塗りペイントしました。

復刻版ならではのサイズ感を活かしつつ、
短時間でもしっかり雰囲気を出せる塗装となりました。








