#567【キン消しを塗ろう】2018年・キンケシ血盟軍集結! バッファローマン
今回は2018年発売、新造形版のキンケシ、「血盟軍、集結!」から、バッファローマンの色塗りです。
・超人血盟軍を特集したキンケシのシリーズがあった
・王位争奪編のコスチュームのバッファローマンのキンケシを塗装
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
人気のソルジャーチームに絞ったシリーズのキンケシ、先日のアシュラマンに次いでの塗装はバッファローマン。
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塗装前の下処理
塗装前の状態です。
こちらも塗装対象のパイプ椅子も付いています。
カラーは赤です。新しめのキン消しなので見た目の汚れとかはなく、多少の手あかや油分が付いている程度でした。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
新しいキン消しはものによっては、この処理方法で抜ける可塑剤が使われていなくて硬化しないこともあるようですが、今回のバッファローマンは問題なく処理できました。
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーはベースカラーのレイス・ボーン。
肌の色の下地色です。
赤のキンケシへの塗装なので隠ぺい力の問題がありますが、あくまでもスタートは下地塗料。
多少薄くなっても、まんべんなく塗ることを優先に、塗装を進めました。
こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、ホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約50分でした。
使用した筆は、細部や色の境に入れた面相筆と、ちょっと太めの模型用ブラシ、そしてさらに細部には
先端を糊で固めた極細筆を使いました。
次にグレーがかった白、コラックスホワイトです。
普段は下地として使うことも多いこのカラーですが、今回はロングホーン跡の頭部の包帯、バッファローサポーターの一部カラーとして、仕上げ色に使いました。
3色目に目を、薄い黄色、ドルンイエローで塗りました。
次に黒です。アバドンブラック。
バッファローサポーターと、このコスチュームの下半身にある黒のラインに着色しています。
シタデルカラーの「BASE」塗料は顔料が多く含まれていて隠ぺい力が高いのが特徴です。
この辺りのカラーは、赤の地のキンケシにも問題なく、直接塗っても色が乗っていきますね。
続いて茶色。ソンディアブラウンで、頭髪を塗り入れました。
この王位争奪編のときの特徴あるコスチュームの赤を、メフィストンレッドで入れました。
偶然赤の地のキンケシだったので多少はごまかしが効きますが、油断せず、特に色の境目になる箇所は慎重に色を入れていきました。
最初に下地を塗った肌に、「キスレヴフレッシュ」を塗り入れます。
上塗り前提の「レイヤー」のカラーです。下地が効いて色塗りはスムーズでした。
この肌の色には、プラスして陰影・質感を付けたり、ドライブラシで色を足したりすることもできたのですが、今回はそれほど広い面積が露出しているわけでもなかったのでこれで仕上げとしました。
次に付属のパイプ椅子は他の血盟軍のメンバーのものと同様のカラーだったので、撮影は割愛しました。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
ロングホーンのない王位争奪編のバッファローマンは塗装2体目でしたが、このデザインは結構好きなんです。
カラーリングの参考にしたのはアニメ版「キン肉マン」。
バッファローマンについて
バッファローマンは、アメリカバイソンがモチーフの悪魔超人でスペイン出身。
超人強度は1000万パワー。バッファロー一族の最後の生き残り。
サタンと契約して悪魔超人となりましたが、その後正義超人、そしてこの超人血盟軍に加入しました。
まとめ~あわせて読みたい記事
このバッファローマンが属するキンケシ~血盟軍集結のブックレットです。
ソルジャー、ザニンジャ、アシュラマン、ブロッケンJr.と合わせて各3色、15体がラインナップされています。
というわけで、今回はキンケシ~血盟軍集結!から、バッファローマンの色塗りでした。
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