#749【キン消し塗装】ティーパックマン(キン肉マンパート2 アニメカラー)

2024年8月23日

今回は、昭和レトロ、1980年代のキン消しレギュラーシリーズPART2から、ティーパックマンです
水性アクリル塗料でペイントしました

この記事の3つのPoint☆

・キン肉マンキンケシを水性アクリル塗料で塗装
・キンケシ、キン消しを上手に色塗り、ペイントする方法
・ティーパックマン(キン肉マンパート2 アニメカラー)

塗装の様子をYoutube動画で

塗装動画

可塑剤を抜く塗装前の下処理

このティーパックマンのキン消しそのものは当時物、これがラインナップされたPART2のブックレットです
こちらのミニブックは、後年に発売された全418体コンプリートの限定生産BOXに付録された復刻版です

今回のティーパックマンのほかにはモンゴルマンやジェシーメイビアなどたくさんの有名どころの超人がラインナップ

ペイントするティーパックマンの塗装前です
ペールオレンジの仕様、経年の汚れはあるものの、キズなどはない良好な保管状態のキン消しでした。独特の造形。もう40年前のゴム消しですがよく精巧に作られています。

いつも通りの下処理から作業を進めました

キン消し・デカ消しの塗装はおよそこんな流れで下処理を行います

煮沸して自立できるように整形、表面の埃や、余計な油分を落とす

ベンジンに浸け込み、可塑剤・塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリアつや消しを吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です
塗装の様子はダイジェストで、使用したカラーごとに見ていきます

まずはファレホのゲームカラー・デッドホワイトです
台座の下地に水で溶いて薄めた状態でサーっと、それから本体のティーカップ、頭部にしっかりと塗り入れました
目もこのカラーになります

さらに、最終的にオレンジに塗るグローブにも下地として塗りました

次に赤です
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッド
こちらはボディのメインカラーに

パンツとブーツは青です
シタデルカラーのBASE、マクラーグブルーです
一番重用している青のカラー、粘性高く隠ぺい力強い塗料です

ここで台座を上塗り
リングのカラーイメージで、シタデルカラーのLAYER、ローザンブルーを使いました

スポットで黒、ファレホのゲームカラー、ブラックです
目です

腕、腹部、脚部には濃い目のフレッシュカラー
ファレホのモデルカラー、フラットフレッシュです

ティーカップのセンターのデザインカラーは、ファレホのモデルカラー・マゼンタを使いました
一番目立つ箇所なので、丁寧に

胸の「TEA」の文字にはシタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットを上塗りです

頭部の上面。カップに入ったティーのカラーとして、シタデルカラー・LAYER、ベインブレイドブラウンを使いました

色分け最後のカラーは、下地に白を入れておいたグローブに、ファレホのゲームカラー・オレンジファイアです
隠ぺい力には課題のあるオレンジですが、これでしっかり色が乗りました

塗料は水性アクリルのファレホとシタデルカラーを併用しました

筆は基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は、刷毛などを使って時短させ、効率よくペイントしました

この塗装で用いた塗料はこちら

塗装にかかった時間は約50分でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き、乾燥させます

台座をつけて、塗装後です

フロントビューからリアビューまで

まとめ~あわせて読みたい記事

ティーパックマンは、紅茶がモチーフになった、スリランカ出身の正義超人。
超人強度は25万パワー。
頭部の紅茶を吸わせたティーバッグを乱打する攻撃を得意とします。超人オリンピックではウォーズマンと対戦しました

ということで今回は、当時物、キン消し、レギュラーシリーズのパート2、ティーパックマン、水性アクリル塗料でペイントしました

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年8月23日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c