#706【当時物のキン消しを塗装】PART19・フェニックスマン(アニメカラー)
今回はレギュラーシリーズのキンケシPART19から、フェニックスマン
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・昭和レトロ、当時のキン消しレギュラーシリーズPART19
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法
Youtube動画で見る
塗装の様子を動画にまとめました。
可塑剤を抜く塗装前の下処理
当時物のキンケシ、パート19のガチャに入っていたブックレットです
パート19は、王位争奪編の頃のシリーズ、今回のフェニックスマンをはじめ、運命の5王子の神が憑依する前の姿がしっかりラインナップされています
その他にはテリーマンやバッファローマンの、それまでとは異なる造形のキンケシなどが。
塗装前の状態です
古いキン消しですが、保管状態もよく、目立った汚れや傷もないきれいな状態でした
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
ベースに使用した塗料はこちら
シタデルカラーのコントラスト、バシリカヌムグレイです
水色、ファレホのゲームカラー、サンライズブルー
シャツの色のベースに
黒を重ね塗りです
ファレホのゲームカラー、ブラックです
赤、ファレホのゲームカラー、ブラッディレッド
頭部、腕部、脚部
露出している肌のカラーにはファレホのモデルカラー、ベーシックスキントーン
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
黄色、シタデルのBASE、アヴァーランドサンセットを使いました
肌カラーの上塗りに、シタデルのコントラスト、スケルトンホードを使いました
白、シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーです
目と歯に使いました
台座にはシタデルカラーのテクニカル、アルマゲドンダストを仕上げに使っています
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
上塗りで用いた塗料がこちら
かかった時間は約50分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座に固定して、塗装後がこちら
キン肉マンスーパーフェニックス、知性の神の憑依前の姿です
フロントビューからリアビューまで
ということで今回は、キン肉マン・当時物のキンケシ塗装、レギュラーシリーズ・パート19から、フェニックスマンでした
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