#668【キン消し塗装】キンケシ21 ゴーストキャンバス マンモスマン×ゴーレムマン
今回は、2023年発売最新シリーズのキンケシで、21弾から、マンモスマンがゴーレムマンに仕かけるワザケシ、ゴーストキャンバスを色塗りしました
・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・マンモスマンとゴーレムマンのワザケシ・ゴーストキャンバス
・水性塗料で、キン消しを失敗せずに塗装する方法
自立はできないワザケシで、プラスチックねんどおゆまるで台座を作ってディスプレイしました
塗装の様子をYoutube動画で
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可塑剤を抜く塗装前の下処理
キンケシ21のガチャに入っていたブックレットです。
このシリーズではウォーズマンがカラーリングバージョンであったり、サンシャイン、セイウチン、そしてもう一つのワザケシでマッスルインフェルノがあったり、といったラインナップでした。
最新型のキンケシのミニブックは、シンプルな白黒なんですね
塗装前の状態です。色はペールオレンジ。
まだまだ新しく保管状態も良く、きれいな状態のキンケシでした。
何か所かのパーツは、組み立てて成形する仕様でした
キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)
キンケシ塗装の事前準備はおよそこんな工程で進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や汚れ、埃をとります
ベンジン漬けして、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
乾燥させてMr.スーパークリアつや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料(シタデルカラー+ファレホ)で色塗り
さっそく塗装の様子を見ていきます
マンモスマン
下地から見ていきます
シタデルカラーのスケルトンホード
同じく、アポシカリーホワイト
1体ごとに仕上げていきます まずはマンモスマン。
カラーイメージは、学研の図鑑・超人などを参考にしました
シタデルカラーのコントラスト、バシリカヌムグレイです。
BASE・SHADEの両機能を併せ持った液体塗料で速く塗ることができるうえ、顔料を含んでいるので下地にもなるカラーです
口に赤・ブラッドエンジェルレッド
このカラーはそのまま仕上げ色になりました
スネークバイトレザー
茶色の上塗り箇所の下地です マンモスマンの特徴的な毛皮のコスチュームです
フェイス、上半身・下半身と露出している肌のカラーは、ファレホのモデルカラー、ダークフレッシュです。
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラー。
肌の色は2種類の塗料で仕上げます
まずはこのカラーをキンケシの地に直接塗りました
キン消し塗装の肌のカラーは、試行錯誤を繰り返しますが、今のところはこのパターンの、ファレホ+シタデルカラーの液体塗料上塗り、という形で薄いとき、濃いとき塗れているので少し定着した感じです
上塗りです。
シタデルカラーのBASE、メタルカラーのアイアンハンズスティールを塗りました。
下地にアポシカリーホワイトを塗った箇所
細やかなところもありましたが、筆を換えたり、水分量を多めにしたり調整しながら塗り入れていきました
コスチュームのチェーンと、ベルト、アームカバーの一部が塗装箇所です
次に黒、アバドンブラックを、同じくベルト・アームカバーと、パンツに塗りました
隠ぺい力の強い黒です
毛皮のコスチュームの目の部分、ビッグタスク、足の爪に、レイスボーンを塗りました
久しぶりに使ったシタデルカラー、白のBASE塗料
今回は上塗りで使用しました
茶色の上塗りは、シタデルカラーのBASE、モーンファングブラウンです
塗装箇所は広く、細かな部分もありましたが、下地も塗ってあったのでスムーズに着色できました
この茶色も、隠ぺい力は強いカラーです
筆は、基本的には面相筆を使い、面積が広く余裕がある箇所のみ、模型用の幅広のブラシを使いました。
この2体の塗装の、下地塗りで使った塗料がこちら。
続いて、上塗りに用いた塗料です。
肌の仕上げにシタデルカラーのコントラスト・スケルトンホードを水で溶いて薄めた状態で染め塗りました
少し質感が出て、肌の色味も落ち着きました
塗装にかかった時間は、マンモスマンで下地・上塗りあわせて約1時間10分でした
ゴーレムマン
続いて、ゴーレムマンです。
まずはシタデルカラーのコントラストで下地を作ります。
最初に使ったのはアポシカリーホワイト。
スネークバイトレザー。
足元、茶色の下地色です。
口に、ブラッドエンジェルレッドです。
マンモスマンと同じく、露出している肌のカラーはファレホのモデルカラー・ダークフレッシュ
ゴーレムマンも色分けをしやすい造形なので、着色はスムーズ。
こちらのカラーも、キンケシの地に直接塗りました
目、そしてメインボディのカラーとして、ファレホのゲームカラー、カーキを使いました
ゴーレムマンのここのカラーはいつも色のチョイスが悩ましいのですが、今回はこのカラーで粘性の高い、隠ぺい力の強い塗料
色味がしっかり表現できたので、このあとシェイドやドライブラシのひと手間も考えていたのですが
余計なことはせずにあっさりこのカラーを仕上げ色にしてみました
茶色、ソンディアブラウン
肌の上塗りに入ります。
ゴーレムマンも同じく、シタデルカラーのコントラスト・スケルトンホードを水で薄めた状態で染め塗り
質感が高まりました
塗装後
色塗り後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを吹き付けて完成。
少しゴーレムマンは手抜きしたところもありましたが、なんとか2体納めることができました
塗装の難易度、細かさ、色分けの種類は対照的な2体でした
マンモスマンは、超人強度7800万パワー、ユーラシア大陸・シベリア出身の超人です。
氷河時代を生き残ったマンモス一族が進化した超人で、2本の牙はビッグタスク、鼻・パワフルノーズ
を活かした様々な必殺技を駆使して、王位争奪戦では大車輪の活躍をしました。
ゴーレムマンは、キン肉星王位争奪サバイバルマッチ、ビッグボディチームの中堅の超人ですが
マンモスマンの圧倒的パワーの前にゴーストキャンバスで敗れました。
イスラエル出身で超人強度は580万パワーです。
塗装後がこちら。
塗装シーンのみの動画をYoutubeで見る
塗装シーンのみの動画
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会津若松城の、王位継承サバイバルマッチ、フェニックスチームの先鋒・ビッグボディチームの中堅の一戦の1シーンの再現キンケシです
ということで今回は、キンケシ21から技ケシ、マンモスマンとゴーレムマンによるゴーストキャンバスの色塗りでした
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