キン消し「モーターマン」をアニメカラーで筆塗り!PART22当時物を再現ペイント #962

2025年7月13日

今回は、1980年代当時物のレギュラーシリーズ「キン消し PART22」より、モーターマンを筆塗りで塗装しました。
ゼブラチームの次鋒として登場し、バイクマンのエネルギー源でもある個性的なキャラクターです。

使用した塗料は、水性アクリルの「ファレホ」と「シタデルカラー」。アニメの配色に合わせて、金・銀・赤・黒などを鮮やかに再現しました。


制作Vlogはこちらからご覧いただけます!

今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!

PART22の復刻ブックレットも紹介

今回のモーターマンは、**PART22の復刻ブックレット(コンプリートBOX付録)**にも掲載されていたラインナップの一つ。
このパートには、ウォーズマンの新コスチュームや、バイクマンの体を使ったラーメンマンなども含まれており、ファンにはたまらない内容です。


塗装前の状態と下処理

塗装するキン消しはペールオレンジ成型色で、経年による黄ばみや黒ずみは見られましたが、ペイントに大きな影響はなかったため、以下の工程で下処理を行いました:

※自立が難しい造形のため、足裏をパテで補強しました。


アニメカラーを再現した筆塗り工程

下地塗装

  • ファレホ ゲームカラー/エルフィックフレッシュを水で薄めて全面に塗布。
  • 時間効率を重視した「一気塗りスタイル」で、乾燥後の発色も良好です。

上塗り

  • :ファレホ ブラッディレッド(首・腕・パンツ部)
  • 肌色:ファレホ グレイシャーブルー(腕・脚部)
  • 金色:シタデル BASE レトリビューターアーマー(胴体・脚部)
    → 隠ぺい力が高く、鮮やかな発色
  • :ファレホ ブラック(腕部などの細部)
  • :ファレホ シルバー(頭部・フェイス)
  • 影付け:シタデル シェイド ナルンオイル(水で希釈し、陰影表現に使用)

使用した筆は、基本的に模型塗装用の極細面相筆。塗装全体の所要時間は約50分でした。


仕上げと展示

仕上げにはソフト99のボデーペン・クリアを全体に吹き付けてコーティング。
最後に台座をつけて、完成したモーターマンを飾りました。


まとめ

  • PART22収録の当時物キン消し「モーターマン」
  • アニメカラーを再現した筆塗り塗装
  • 使用塗料はファレホ&シタデルの水性アクリル
  • 自立補強・下地処理・陰影塗装など細かな工夫も紹介

ノスタルジックな造形に、現代の塗料で新たな命を吹き込んだ一体です。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年7月13日

Posted by Mさん模活時間の記録