#579【キン消しを塗ろう】2018年・キンケシシリーズ05 ブロッケンJr.
今回は2018年発売、新造形版のキンケシ、シリーズ05から、ブロッケンJr.の色塗りです。
・新造形で作られたキンケシのブロッケンJr.
・キン肉マン消しゴムをべたつきなしで色塗りする
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
キン肉星王位争奪編。関ケ原決戦リングでのプリズマン戦でのシーンの造形です。
動画でチェック!
Youtube動画で見る
塗装前の下処理
塗装前の状態です。
カラーはペールオレンジでした。
未開封で新しいキン消しなので見た目の汚れとかはなく、きれいでした。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
新しいキン消しはものによっては、この処理方法で抜ける可塑剤が使われていなくて硬化しないこともあるようですが、今回のブロッケンJr.は問題なく処理できました。
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーは、最終的にはオレンジに仕上げる胴体の肌に塗った、レイス・ボーン。
下地になる色です。
次のカラーはベースカラーのキャリバングリーン。
今回の塗装のメインカラー。上半身、下半身とかなりの面積を塗りました。
シタデルカラーのBASE色は、顔料が多く含まれている優秀な塗料。
キンケシの地にも問題なく、直接塗っても色が乗っていきますね。
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、ホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約60分でした。
使用した筆は、細部や色の境に入れた面相筆と、ちょっと太めの模型用ブラシ、そしてさらに細部には先端を糊で固めた極細筆を使いました。
黒・アバドンブラック。帽子の庇やサングラス、グローブ、ブーツ、そして背中の鷲の紋章など大事なカラーです。
次に赤、メフィストンレッド。
帽子の1箇所だけですが、アクセントになる重要なカラーです。
白、コラックスホワイト。
フェイス、そして腕の一部に塗りました
先に下地を塗った胴体の肌に、レイヤーカラーのファイアドラゴン・ブライトを上塗り。
今回の造形の特徴的なカラー。
一気に雰囲気が出てきました。
続いて黄色。アヴァーランド・サンセット。
帽子、そして腕の一部にある鷲の紋章に塗り入れました。
最後はシェイドカラーの「ナルンオイル」を影になる部分に流し入れ、全体に質感と陰影を出しました。
このシェイドカラーでひと通り塗装完了。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
アニメ王位争奪編のカラーリングで、ブロッケンJr.らしい雰囲気が出せました。
ブロッケンJr.について
カラーリングの参考にしたのはアニメ版「キン肉マン」キン肉星王位争奪編。
そしてこのキンケシのフルカラーVer。
ブロッケンJr.は、旧西ドイツ、ベルリン出身の正義超人。
超人強度は90万パワー。ブロッケンマンの息子で当初はラーメンマンに復讐の野望を抱いていましたが
正義超人の仲間入りし、幾多の戦いをこなしアイドル超人の主力として活躍しました。
まとめ~あわせて読みたい記事
関連するキンケシ、デカ消しを並べました。
まずはサンシャインの呪いのローラー。
今回色塗りしたブロッケンJR,と同じ、キンケシシリーズ05のラインナップ。
続いて技ケシ。
同じくシリーズ05の、キン肉マンとスーパーフェニックスによるマッスルスパーク。
王位争奪編決着のシーンの技ケシです。
ブロッケンJr.。
こちらは懐かしい80年代の当時物。
デカ消しの第3 弾にラインナップされたブロッケンJr.です。
今回もそうですが、第2期アニメ版のカラーで塗装したものです。
今回塗装したブロッケンJr.が属するキンケシシリーズ05のブックレットです。
ご紹介したほかにはゴールドマンやアシュラマンがラインナップされていました。
というわけで、今回はキンケシシリーズ05から、ブロッケンJr.の色塗りでした。
あわせて読みたい記事
◆キン肉マンの記事TOPIX
◆キン消しの塗装記事