【キンケシ塗装】レギュラーサイズ・ペンチマン(パート16)を初代アニメカラーでリペイント!#1000
当時物のキン消しパート16から、ビッグボディチームの先鋒「ペンチマン」を筆塗りリペイント。水性アクリル塗料を使い、初代アニメカラーで仕上げた制作工程と完成レビューを詳しく紹介します。
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キン消し・ペンチマンを塗装!
今回はレギュラーサイズの当時物キン消し「パート16」より、ビッグボディチームの先鋒・ペンチマンをリペイントしました。塗装はいつものように水性アクリル塗料を使い、1991年当時の初代アニメカラーを再現しています。
パート16は「王位争奪編」のラインナップで、ビッグボディやマリポーサ、ミスターVTRなど魅力的な超人が収録され、ブックレット付きの豪華仕様でした。
塗装前の状態
塗装前のペンチマンは、大きな損傷や変形はないものの、汚れや黒ずみが目立つ状態でした。ただし塗装には支障がなかったため、そのまま下処理を行いました。脚部はしっかりディフォルメされ、問題なく自立可能です。
下処理の手順
キン消し・デカ消しを塗装する際の基本的な下処理は以下の通りです。
- 煮沸処理:ゴム素材を柔らかくして形を整え、汚れや油分を落とす
- ベンジン漬け:一晩~2日浸けて可塑剤を抜く
- 乾燥後の下地作り:Mr.スーパークリア(つや消し)を吹き付けて塗装下地を整える
塗装に使用した塗料と道具
塗装はすべて筆塗りで行いました。使用したのは以下の通りです。
- 塗料:水性アクリル(ファレホをメイン、シタデルカラーを一部使用)
- 筆:模型用の面相筆、広い面はブラシで効率化
工程は「下地塗り → 上塗り」の2段階で進めています。
下地塗り
まず全身にファレホ「ゲームカラー・エルフィックフレッシュ」を塗布。下地の有無で発色が変わるため、丁寧に全面へ塗りました。
各部位の塗装手順
- ペンチ刃部分:シタデル「LAYER・エシングレイ」を使用。ラーミアンメディウムを混ぜてムラを抑え、筆先で叩くように塗装。
- ベルト中央(金色):シタデル「BASE・レトリビューターアーマー」。
- ボディ(緑):ファレホ「ゲームカラー・ベルデグリ」を重ね塗りし、明るい緑を表現。
- コスチューム(赤):ファレホ「ゲームカラー・ブラッディレッド」で鮮やかに。
- 黒パーツ:ベルトや髭などにファレホ「ブラック」。
- 仕上げ:シタデル「コントラスト・アポシカリーホワイト」を薄めてスミ入れし、立体感を強調。
塗装時間は約40分でした。
完成レビュー
仕上げにソフト99コーポレーションのクリアスプレーを吹き、乾燥後に完成。台座に固定し、フロントビューからリアビューまでしっかり鑑賞できます。
1991年当時のアニメカラーを再現したことで、シンプルながらも造形の深さが際立ち、質感もアップしました。
まとめ
今回は レギュラーサイズ・パート16のキン消し「ペンチマン」 を、初代アニメカラーで筆塗りリペイントしました。
王位争奪編の思い出とともに、当時のカラーを現代に再現する楽しさを味わえる制作になりました。