#575【キン消しを塗ろう】2019年・キンケシシリーズ14 テリーマン
今回は2019年発売、新造形版のキンケシシリーズ14から、テリーマンの色塗りです。
・マウンテン戦から帰還した造形のテリーマンのキン消し
・2019年に発売されたテリーマンのキンケシ
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
7人の悪魔超人編、ザマウンテン戦後、ミートくんの腰部を持って帰還した時の名シーンの再現キンケシです。
動画でチェック!
Youtube動画にて
塗装前の下処理
塗装前の状態です。
カラーはペールオレンジです。今から4年前、比較的新しいキンケシだったので特段汚れなどはなく、綺麗でした。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
新しいキン消しはものによっては、この処理方法で抜ける可塑剤が使われていなくて硬化しないこともあるようですが、今回のテリーマンは問題なく処理できました。
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーはベースカラーのレイス・ボーン。
肌や、黄色に塗る頭髪、スターエンブレムの下地として塗った色です。
ペールオレンジの地のキンケシだったこともあって、色塗りは比較的楽にできた気がします。
↑BASE塗料
↑LAYER&SHADE塗料
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、ホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約60分でした。
使用した筆は、細部や色の境に入れた面相筆と、ちょっと太めの模型用ブラシ、そしてさらに細部には先端を糊で固めた細筆を使いました。
次に青、カレドールスカイ。
テリーマンのパンツ、ブーツ、グローブのカラーで仕上げ色ですが、隠ぺい力の高いカラーだったのでキン消しの地にそのまま塗りました。
シタデルカラーの「BASE」塗料は顔料が多く含まれていて隠ぺい力が高いのが特徴です。
この辺りのカラーは、キンケシの地にも問題なく、直接塗っても色が乗っていきますね。
3色目に白、コラックスホワイト。
左目と、薄い水色で塗るミートくんのパンツの部分の下地色として塗りました。
黒、アバドンブラックをシューズの部分に塗りました。
黄色、フラッシュギッツイエローでスターの模様を上塗りしました。
肌のメインカラーとして、アニメ版を意識してピンク「フルグリムピンク」を塗りました。
この塗料はシタデルカラーの「レイヤー」。上塗りが前提の塗料なので、先に塗った下地が効いて色が乗っていきます。
ミートくんのパンツのカラーとして薄い青、ブルーホラーを塗りました。
一部ですが、ミートくんの肌の色は「フレイドワンフレッシュ」。
テリーマンの頭髪は薄めの黄色「ドルンイエロー」で塗りました。
仕上げにシェイドカラーの「ナルンオイル」を影になっている個所などにスミ入れ的に使い質感を出しました。
そしてドライカラーの「プラゼティホワイト」でブラッシング。
最後に赤、メフィストンレッドを、シューズの紐の部分に入れました。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
テリーマンの色塗りは久しぶりでした。
テリーマンについて
カラーリングの参考にしたのはアニメ版のキン肉マン。
テリーマンはアメリカ・テキサス出身の正義超人、超人強度は95万パワー。
初期から登場したキン肉マンの盟友、親友で、タッグチーム、ザ・マシンガンズも結成。
悪魔超人シリーズ、タッグ編、王位争奪編と、それぞれ見せ場を作ってアイドル超人軍の一員として活躍しました。
まとめ~あわせて読みたい記事
いかがでしたか、キンケシのテリーマン塗装
対戦相手・ザマウンテンと
秩父連山の空中デスマッチ
今回塗ったテリーマンがラインナップされた、シリーズ14のブックレットです。
この弾では、阿修羅バスターの技ケシや、ウォーズマン光の矢など、印象的なシーンがたくさん
ラインナップされていました。
というわけで、今回はキンケシシリーズ14から、テリーマンの色塗りでした。
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