#574【キン消しを塗ろう】2019年・キンケシシリーズ12 キン肉タツノリ
今回は2019年発売、新造形版のキンケシシリーズ12から、キン肉タツノリの色塗りです。
・キン肉マンのおじいちゃんにあたる超人「キン肉タツノリ」
・キンケシでレアなキャラクター「タツノリ」をペイント
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
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キン肉ガード・肉のカーテンの考案者であり、キン肉マンの祖父、キン肉星第56代大王にあたる超人です。
動画でチェック!
Youtube動画にて
塗装前の下処理
塗装前の状態です。
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カラーはペールオレンジです。新品、未開封品だったので特段汚れなどはなく、綺麗でした。
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事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
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・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
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・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
新しいキン消しはものによっては、この処理方法で抜ける可塑剤が使われていなくて硬化しないこともあるようですが、今回のキン肉タツノリは問題なく処理できました。
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・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
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最初のカラーはベースカラーのレイス・ボーン。
肌や、身にまとった装備品の暖色系のカラーの下地として塗った色です。
ペールオレンジの地のキンケシだったこともあって、色塗りは比較的楽にできた気がします。
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こちらが今回の塗装で使用した塗料。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、ホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約50分でした。
使用した筆は、細部や色の境に入れた面相筆と、ちょっと太めの模型用ブラシ、そしてさらに細部には先端を糊で固めた細筆を使いました。
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次に青、マクラーグブルー。
こちらはリングコスチュームのカラーで仕上げ色ですが、隠ぺい力の高いカラーだったのでキン消しの地にそのまま塗りました。
シタデルカラーの「BASE」塗料は顔料が多く含まれていて隠ぺい力が高いのが特徴です。
この辺りのカラーは、キンケシの地にも問題なく、直接塗っても色が乗っていきますね。
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3色目に金、レトリビューターアーマー。
さすがに大王、王冠や装備品に金がふんだんにあしらわれています。
金色は、塗料の種類によっては隠ぺい力が高いものもありますが、このカラーはそうでもないのでいつもしっかり下地を塗ってから塗り入れています。
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紫。フェニシアンパープル。
青と同じく隠ぺい力高めのカラーなので、キンケシの地にそのまま塗りました。
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赤、メフィストンレッドを王冠の一部、マスク、ブーツに塗りました。
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白、コラックスホワイトです。
普段は下地カラーとして使うことの多いこのグレーがかった白の塗料、今回は羽織ったマントの仕上げ色として特に背面、けっこうな面積を塗りました。
白の塗料とはいえ下地で使える隠ぺい力の高いカラー。
しっかり色が乗っていきます。
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先に下地のレイスボーンを塗った肌に、上塗り塗料の「フレイドワン・フレッシュ」を重ね塗りしました。
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目、そしてキン肉タツノリの特徴的な「眉」を黒、アバドンブラックで描き入れました。
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仕上げにシェイドカラーの「ナルンオイル」で影になっている個所などにスミ入れ的に使い質感を出しました。
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塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
あまりカラーに馴染みのないキャラだったので手探りでゆっくりと仕上げていきました。
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キン肉タツノリについて
カラーリングの参考にしたのは学研の図鑑「超人」。
キン肉タツノリはキン肉星出身の正義超人、超人強度は81万パワー。
キン肉星第56代大王で、絶対防御の技「肉のカーテン」を編み出しました。
キン肉星を立て直した中興の祖です。
まとめ~あわせて読みたい記事
今回塗ったキン肉タツノリがラインナップされた、シリーズ12のブックレットです。
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/04/c2fe6e1ee25ecd9b1ff598704dae854f-1-300x217.jpg)
悪魔将軍とストロングザ武道、テリーマンとサンシャインのの技ケシもシリーズの中に属していて、今後色塗りの予定です。
というわけで、今回はキンケシシリーズ12から、キン肉タツノリの色塗りでした。
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