#573【キン消しを塗ろう】2018年・キンケシ血盟軍集結! ブロッケンJr.
今回は2018年発売、新造形版のキンケシ、「血盟軍、集結!」から、ブロッケンJr.の色塗りです。
・キンケシシリーズで超人血盟軍に特化した弾があった
・ブロッケンJr.のキン消しを塗装
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
人気のソルジャーチームに絞ったシリーズのキンケシ、アシュラマン、バッファローマン・ザニンジャに続いて塗った4体目は、ブロッケンでした。
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塗装前の下処理
塗装前の状態です。
こちらも塗装対象のパイプ椅子も付いています。
カラーは赤です。新しいキン消しなので見た目の汚れとかはなく、多少の手あかや油分が付いている程度でした。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
新しいキン消しはものによっては、この処理方法で抜ける可塑剤が使われていなくて硬化しないこともあるようですが、今回のザ・ニンジャは問題なく処理できました。
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
ブロッケンJr.
最初のカラーはベースカラーのキャリバングリーン。
今回の塗装のメインカラー。いきなり、かなりの面積を塗りました。
赤のキンケシへの塗装なので隠ぺい力の問題がありますが、顔料が多く含まれている優秀な塗料。
赤の地のキンケシにも問題なく、直接塗っても色が乗っていきますね。
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、ホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間はパイプ椅子合わせ約80分でした。
使用した筆は、細部や色の境に入れた面相筆と、ちょっと太めの模型用ブラシ、そしてさらに細部には
先端を糊で固めた極細筆を使いました。
次に赤、メフィストンレッド。
キン消しの地が赤なので一見目立ちませんが、アクセントになる重要なカラーです。
続いて黄色。アヴァーランド・サンセット。
胴体のコスチュームの際に入ったラインに塗りました。
黒、アバドンブラックです。
ベルト、グローブ、ブーツの色として塗りました。
白、コラックスホワイトで、帽子のドクロの紋章、顔に着色しました。
レイヤーカラーの「ソテクグリーン」をドライブラシしました。
顔のディテールは、ガンダムマーカーのSHARP0.3㎜極細を駆使して何とか描き入れました。
最後はシェイドカラーの「ナルンオイル」を影になる部分に流し入れ、全体に質感と陰影を出しました。
これでニンジャ本体は完了。
パイプ椅子
次に付属のパイプ椅子です。
本体の塗装にも使用した白、コラックスホワイトです。
続いてクッションの部分、紺色の、ナイトロードブルー。
セレストラグレイ。
薄いグレーです。
これがパイプ椅子の塗装で使った塗料。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
アニメ第2期のカラーリングで、ブロッケンJr.らしい雰囲気が出せました。。
ブロッケンJr.について
カラーリングの参考にしたのはアニメ版「キン肉マン」キン肉星王位争奪編。
ブロッケンJr.は、旧西ドイツ、ベルリン出身の正義超人。
超人強度は90万パワー。ブロッケンマンの息子で当初はラーメンマンに復讐の野望を抱いていましたが
正義超人の仲間入りし、幾多の戦いをこなしアイドル超人の主力として活躍しました。
まとめ~あわせて読みたい記事
このブロッケンJr.が属するキンケシ~血盟軍集結のブックレットです。
血盟軍のメンバーがペールオレンジ・緑・赤の各3色、15体がラインナップされています。
というわけで、今回はキンケシ~血盟軍集結!から、ブロッケンJr.の色塗りでした。
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