#371【デカ消し塗装しました】スクリューキッド 丸越第1弾・キンケシ

2022年4月26日

朝4時起きから始める模活 m3cブログです。
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第1弾A型の、完璧超人・スクリューキッドをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました。

この記事で伝えたい3つのPoint☆

・キン肉マンに出てきた「ネジの形をした超人」は?
・昭和レトロ、当時のキン消しってペイントできるの?
・ゴム消しフィギュアをべたつきなく塗装するには

ケンダマンと共にタッグトーナメント1回戦第2試合に乱入した完璧超人。
デカ消しのスクリューキッドは、初期デザインでフェイスなしバージョンです。
メタリックも使用してシンプルに塗りました。

可塑剤を抜く塗装前の下処理

記念すべきデカ消し第1弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
丸越製の正規品で1弾最初のパッケージにはこれが入っていました

この弾に含まれる超人は、今回塗装のスクリューキッドの他にも、ケンダマン。
バッファローマンと、ラーメンマンではありますが2000万パワーズが揃い、何気にタッグトーナメント第2試合が組めてしまいます

まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんがそこそこ汚れは目立ちます
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

まずはボディのカラー
上半身、脚部に、ファレホのモデルカラー・ベーシックスキントーンを塗りました
フィギュア塗装では一般的な肌カラー

キンケシの地に直接塗ったので、隠ぺい力の問題もあり、後ほど、重ね塗りをしています

ここで白。シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーを台座にするプレートの下地として塗りました
このプレートサイズは幅6cm、奥行き3cmです

スクリューキッドの色分けはいたってシンプル
そして、今回の造形は、初登場時のデザインで、フェイスはなく頭部はネジの形状だけになっていました

パンツ、ブーツ、グローブ、そして頭部に銀色
ファレホのゲームカラー、シルバーを使いました

消しゴムフィギュアの素材には個体差があって、今回のキンケシは少し赤みを帯びた素体になっていました。
銀色、シルバーは発色の良さ、隠ぺい力の強さは優秀なカラーなので、直接塗り入れでも問題なく色が乗りました

ここでボディカラーのベーシックスキントーンを上塗りです
色ムラ、塗り残しはこれでないようになりました

台座プレートに上塗りです ファレホのゲームカラーでサンライズブルーです
リングのカラーをイメージして塗りました

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

最後は、ボディに陰影と質感をつけるため、シタデルカラーのコントラスト、スケルトンホードを水で溶いて染め塗りました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシ・刷毛を使って
時短させ、効率よく塗装しました

今回の塗装で使用した塗料はこちら

かかった時間は約50分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です

フロントビューからリアビューまで

ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第1弾
スクリューキッドを水性アクリル塗料を使ってペイントしました

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2022年4月26日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c