【キン消し塗装】デカ消しSUPER軍団・悪魔六騎士プラネットマンを水性アクリルで筆塗りリペイント#386

2022年5月11日

プラネットマンをデカ消しでリペイント

昔のキン消しを水性アクリル塗料でフリーハンド筆塗りしました。
今回取り上げたのは、バンダイ製デカ消し「SUPER軍団シリーズ」より、悪魔六騎士の一人・プラネットマンです。
頭部は地球をイメージし、初代アニメ版カラーに準拠した配色で仕上げました。

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塗装前の状態

こちらは塗装前のプラネットマン。
よく流通していた丸越製9cmサイズより一回り大きく、デザインはレギュラーサイズのキン消し版に近い造形です。
保存状態によっては自立しにくい点も特徴のひとつです。


完成レビュー

仕上げは初代アニメカラーをイメージしたカラフルな彩色。
塗装面が広いため、ムラにならないよう丁寧に筆を運びました。
使用カラー数も多く、存在感のある仕上がりになりました。


下処理の手順

デカ消しの塗装は、以下の流れで下処理を行います。

  1. 煮沸処理:ゴム素材を柔らかくし、成形を整える。
  2. ベンジン処理:1~2日浸け込み、可塑剤を抜く。
  3. 乾燥:完全に乾かす。
  4. 下地作りMr.スーパークリア つや消しを吹き付け、塗装の土台を作成。

使用した塗料と筆

  • 塗料:水性アクリル(シタデルカラー+ファレホを併用)
  • 模型用の面相筆を中心に、広い部分はブラシで効率的に塗装
  • 工程:下地塗り → 上塗りの2段階
  • 作業時間:約60分

下地塗装

まずはファレホ「エルフィックフレッシュ」で全面下地を塗装。
この一手間で塗料の発色や作業効率が大きく変わります。
デカ消しサイズでも3~4分で全面を塗り切ることができます。


本塗装(使用カラー一覧)

各部位を以下のカラーで彩色しました。


仕上げと完成

最後にソフト99のボデーペン・クリアを全体に吹き付けてコーティング。
台座を付けてフロントビューからリアビューまで鑑賞できるようにしました。

こうして、バンダイ製デカ消し「SUPER軍団シリーズ」の悪魔超人プラネットマンが、鮮やかなアニメカラーでよみがえりました。

この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2022年5月11日

Posted by Mさん模活時間の記録