#389【デカ消し塗装しました】クモのコチラス 丸越第7弾・キンケシ
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第7弾G型の、クモノコチラスをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マンに、「クモ」の形をした超人いなかった?
・昭和レトロ、当時のキン消しってペイントできるの?
・ゴム消しフィギュアをべたつきなく塗装するには
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可塑剤を抜く塗装前の下処理
第7弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
この弾は唯一、本編での活躍はほとんどなかった読者投稿超人で構成されています。今回のクモノコチラスのほかにもスプレー魔人やノコギラーマン、ゴッドシーサーなどちょっとマニアックな超人で構成されていました
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんが、腹の部分に小さな欠損がありましたパテで修復してから、
いつもの工程で下準備を進めていきました
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です
ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
今回の塗装で使用した塗料はこちら
今回は、学研の超人図鑑を参考に配色を決めてカラーリングしました
まずは、頭部、パンツ、ブーツ、ひざのパッドに、隠ぺい力の強い黄色
シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットを塗りました
このカラーがそのまま仕上げ色になりました
先に台座の下地を塗りました
シタデルカラーのBASE、メカニカススタンダードグレイです
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
ボディの、コスチューム
茶色です シタデルカラーのBASE、モーンファングブラウンです
意外と面積の大きい箇所でした
ボディカラーには、シタデルのBASE、ラカルスフレッシュを使いました
あまり登場機会はないこのカラーですが、隠ぺい力が強く使い勝手の良い塗料です
腕全面を含む上半身と脚部の露出箇所に塗りました
台座の上塗りです
シタデルカラーのテクニカル、様々な特殊効果を表現できるカラー種の、スターランドバトルマイアという塗料を使いました
粒子が固まって、地面の色を表現できるカラー
ここで黒です
頭部と、各所に造形された模様の書き込みに使いました
2種類の筆を使い分けて塗り入れ
粘性の高い、隠ぺい力の強い黒です
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
ボディカラーのラカルスフレッシュを重ね塗りです
これでしっかりと色が乗った感じがします
そして、アクセントになる赤
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです
目です 細かな個所だったので慎重に塗りました
茶色、スネークバイトレザーを上塗りです
水で溶いて薄めた状態でコスチュームに塗り入れ
最後はシタデルカラーのベインブレイドブラウン
こちらも水で溶いて薄めた状態で染め塗りました
かかった時間は約50分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
特徴的な造形、フォルムの超人・クモノコチラスです
フロントビューからリアビューまで
読者応募超人。塗装するとけっこう生々しいクモの造形で、苦手な人はけっこう難しいかもです。
特徴ある超人のカラーリングで完成しました。
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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第7弾
クモノコチラスを超人図鑑カラーイメージでペイントしました
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