もうひとつの正解色―オレンジに染まるハンマーヘッド塗装記録#337

2022年3月23日

当時物9cmデカ消しハンマーヘッドを、ブックレット掲載のオレンジ×ホワイトカラーで筆塗り再現。原作カラーとは異なる“もうひとつの配色”に挑戦し、下処理から丁寧に仕上げた塗装記録です。

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この記事のPoint☆

① マイナーカラーの魅力に注目した塗装提案
キン肉マンの超人は複数のカラー設定が存在し、今回はブックレット由来の“オレンジ×ホワイト”という珍しい配色を再現。定番とは違う楽しみ方を提案しています。

② 当時物キン消しならではの下処理と仕上げ工程
煮沸による歪み修正やベンジンでの可塑剤抜きなど、当時物ならではの下処理を丁寧に実施。塗装の仕上がりを左右する重要な工程をしっかり解説しています。

③ フリーハンド筆塗りで引き出す新たな表情
ハンマーヘッドをフリーハンド筆塗りで彩色し、ライトな印象へと変化。知名度に関係なく丁寧に仕上げることで、フィギュアの魅力を最大限に引き出しています。

可塑剤を抜く塗装前の下処理

第6弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
バッファローマンスプリングマンタイルマンキングコブラなどちゃんとストーリー上の見せ場があった超人たちに加え、今回のハンマーヘッドやスマイルマンなど、読者投稿超人で、本編での活躍はほとんどなかったキャラクターもラインナップです

まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありません。きれいな保管状態のキン消しでした。
いつもの工程で下準備を進めていきました

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です

ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装で使用した塗料はこちら

まずは、肌のカラーをベース塗装
ファレホのモデルカラー、ダークフレッシュです
最近一番よく使っているフレッシュカラー
レトロなキン消しで程よいチープ感を出すのに一番と思っている肌カラーです

キンケシの地に直接だったので、結局3度の重ね塗りで色を乗せました

パンツのベース塗装として、ファレホのゲームカラー、デッドホワイトを使いました。
下地になるので水分多めでさぁーっと塗り入れました

同じく、台座のベース塗装としても使いました

肌カラーのダークフレッシュをここで重ね塗りです

グローブと、頭部に黒
ファレホのゲームカラー、ブラックを使いました
隠ぺい力の強い、最近多用している黒の塗料です

パンツを上塗り
シタデルカラーのBASE、コラックスホワイトです
隠ぺい力の強い白、少しグレーがかったカラーです

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

台座の上塗りです
今回は、シタデルカラーのBASE、ホブグロットハイドというカラーをチョイスしました
シタデルで、黄土色、に近いカラーです

一部、目の黒にシタデルカラーのコントラスト、バシリカヌムグレイを使いました

ここで銀色
頭部と、ボディのベルトに、ファレホのゲームカラー、シルバーです
さすがに隠ぺい力の強い銀、キンケシの地に直接で問題なく色が乗りました

目の白に今一度、ファレホのデッドホワイトです

ファレホのダークフレッシュの上塗りです

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

シタデル・濃い赤、コーンレッドを口に入れました

ここでオレンジ
シタデルカラーのBASE、ジョケイロオレンジです
今回のこのカラーリングは、当時物、レギュラーシリーズのキン消し同梱のブックレットに掲載されていたカラーを参考にしました

最後は肌カラーの上塗りに、シタデルのコントラスト・スケルトンホードを水で溶いて薄めた状態で染め塗りしました

かかった時間は約70分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です
今回はあまりお目にかからない、当時のキン消しレギュラーシリーズ、ブックレット掲載のカラーリングでハンマーヘッドです

フロントビューからリアビューまで

まとめ~あわせて読みたい記事

ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第6弾
ハンマーヘッドを、水性アクリル塗料でペイントしました

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2022年3月23日

Posted by Mさん模活時間の記録