#317【デカ消し塗装】キン肉マングレート 丸越デカ消し・キンケシ
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第11弾の、キン肉マングレートをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マンキンケシを水性アクリル塗料で塗装
・キンケシ、キン消しを上手に色塗り、ペイントする方法
・キン肉マングレート 丸越デカ消し・キンケシ
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塗装の様子
可塑剤を抜く塗装前の下処理
第11弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
11弾は後発の、やや流通量も少なめのシリーズ、今回はグレートですが主に王位争奪編の登場超人でした
ソルジャーやゼブラ、ゴーレムマンなど、ストーリー上大事な超人もラインナップされています
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんが汚れと落書きは目立ちます
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
前半の塗装に使用した塗料はこちら
まず、ファレホのゲームカラー、デッドホワイトから塗装スタートです
隠ぺい力の強い、白。
純白。靴底や、パンタロンのライン、そしてシャツ・リストバンド・マスクの一部に塗りました
台座の下地にも使用しました
続いてファレホのゲームカラー、オレンジファイアです
鮮やかなオレンジですが、やや隠ぺい力は弱い。
後ほどオレンジは2色重ね塗りをします
おなじみパンタロンに塗り入れました
そして赤
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです
今回のグレートは、原作カラーでペイントしました
特徴的な赤色です
シューズはシタデルカラーのBASE、モーンファングブラウンです
こちらはこれがそのまま仕上げ色に
ズボンの腰の部分、ゴムの箇所でしょうか
ファレホのゲームカラー、カーキです
ここで台座を上塗り
リングのカラーをイメージして水色
ファレホのゲームカラー・サンライズブルーを使いました
先に塗った下地の白が効いて、うまく発色しました
唇はピンク
ファレホのゲームカラー・スクイッドピンクをスポットで使いました
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
白を上塗り
シタデルカラーのレイヤー・ホワイトスカーです
目や肉マーク、眉の書き入れと、シャツやリストバンドの上塗りに使いました
オレンジを上塗り
シタデルカラーのシェイド・フューガンオレンジです
これでいったん深みが出ました
ボディの赤は、シタデルカラーのコントラスト、ブラッドエンジェルレッドを水で溶いて染め塗りし、質感を高めました
最後はオレンジのドライブラシ
シタデルカラーのレイヤー、ファイアドラゴンブライトです
明るめのオレンジカラー
これで仕上げにしました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です
後半で用いた塗料がこちら
かかった時間は約60分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
今回は原作カラーのボディは赤。鮮やかなキン肉マングレートに仕上がりました
フロントビューからリアビューまで
まとめ~あわせて読みたい記事
ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第11弾
キン肉マングレートを原作カラーでペイントしました
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