【デカ消し塗装】キン肉マン第7弾G型「ローラーマン」をキン消しカラーでリペイント!#999
懐かしのキン肉マン消しゴム「デカ消し」第7弾G型よりローラーマンを筆塗りリペイント。ゲーム登場時のキン消しカラーを再現し、水性アクリル塗料で丁寧に仕上げました。
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目次
■ デカ消し第7弾G型「ローラーマン」とは
今回は9㎝サイズの「デカ消し」シリーズ、第7弾G型に収録されたローラーマンをペイントしました。
この弾は、読者応募による超人10体で構成された珍しいラインナップで、ローラーマンのほかにもフォックスマンやスプレー魔人などが登場しています。


ローラーマンは本編での出番は少なかったものの、子ども時代によく遊んだモブキャラ的存在。デカ消しの中でも最重量級の造形といえるかもしれません。

■ 塗装前の状態
塗装前は大きな損傷はなかったものの、経年による汚れや黒ズミが目立ちました。
ペイントには問題ないので、そのまま通常の下処理から工程を進めていきました。



■ 下処理の工程
キン消し・デカ消しの塗装に入る前には、以下の工程で下処理を行います。

- 煮沸処理:素材を柔らかくして形を整え、油分やホコリを除去。
- ベンジン漬け込み:1~2日間で可塑剤を抜き、塩ビ素材を安定化。
- 乾燥・下地吹き:乾燥後、Mr.スーパークリア(つや消し)を全体に吹き付け、塗装下地を作成。



■ 使用塗料と筆
- 塗料:水性アクリルのファレホを中心に、要所でシタデルカラーを使用。
- 筆:面相筆を基本に、広い面は平筆を使って効率的に作業。

全て筆塗りで仕上げています。
■ ベース塗装(下地)
まず全身に**ファレホ・ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」**を塗布。
この下地を塗ることで、その後の色乗りが大きく変わります。
デカ消しサイズでも3~4分で下地塗りは完了しました。

■ 各部位の色分け塗装
- 銀色(シタデル BASE アイアンウォリアー/ファレホ シルバー)
頭部・脚部・フェイス・ボディ・アームカバーなど広範囲に使用。 - 黒(ファレホ ブラック)
脚部やアームカバーの一部に。 - 赤(ファレホ ブラッディレッド)
目の部分を極細筆で丁寧に塗装。 - 薄いグレー(ファレホ メカカラー・ストーングレイ)
腕部・手足に使用し、重ね塗りで色をしっかり乗せました。

■ 塗装ムラ防止の工夫
- ラーミアンメディウムを水で薄めて塗料に混ぜ、滑らかな仕上がりに。
- 筆を「こする」のではなく、先端で叩くように色を乗せる方法を採用。
■ 仕上げとトップコート
最後にシタデルカラー・シェイド「ナルンオイル」を銀部分に流し込み、陰影を強調。
その後、ソフト99 ボデーペン・クリアを全体に吹き付けて乾燥。台座を取り付けて完成です。


塗装時間はおよそ 50分。フロントビューからリアビューまで存在感ある仕上がりになりました。



■ 完成レビュー
今回は、デカ消し第7弾G型ローラーマンを、ゲーム「キン肉マンジェネレーションズ」に登場したカラーリングを参考にペイントしました。
当時の懐かしさを感じさせつつ、現代の塗料で蘇った仕上がりです。



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