【キンケシ塗装】デカ消し第7弾G型「ゴッドシーサー」を筆塗りリペイント #998
懐かしのキン肉マン「デカ消し」第7弾G型より、ゴッドシーサーを当時のブックレットカラーを参考に筆塗りリペイント。下処理から完成までの工程を詳しく紹介します。
↑動画で見たい方はこちら
デカ消し第7弾G型「ゴッドシーサー」を塗装
今回は9㎝サイズの「デカ消し」第7弾G型から、ゴッドシーサーを水性アクリル塗料で筆塗りリペイントしました。
当時のパッケージに同梱されていたブックレットに掲載されたレギュラーサイズのカラーを参考にしています。

この第7弾は本編での登場が少なく、読者応募超人10体で構成された珍しい弾。今回のゴッドシーサーの他にも、フォックスマンやスプレー魔人といった超人たちが含まれています。


塗装前の状態
塗装前のゴッドシーサーは、大きな破損はないものの汚れや黒ずみが目立ちました。
右腕を掲げたポーズは、デカ消しらしいデザイン。子どもの頃によく遊んだ記憶がよみがえります。



下処理の工程
デカ消しの塗装では、仕上がりを良くするために下処理が欠かせません。今回もいつもの流れで進めました。

- 煮沸処理
ゴム素材を柔らかくして形を整え、油分や埃を落とします。 - ベンジン漬け込み
1~2日ほど浸けて、可塑剤を抜きます。 - 下地作り
乾燥後、Mr.スーパークリア(つや消し)を全体に吹き付けて下地を整えました。



塗装に使用した塗料と筆
- 水性アクリル塗料:ファレホをメインに使用
- 補助カラー:シタデルカラーを要所で使用
- 筆:面相筆を中心に、広い面は平筆やブラシで効率的に塗装

塗装工程は「下地塗り」と「上塗り」の2段階で進めました。
塗装工程の詳細
下地塗り
全身にファレホ「デッドホワイト」を塗布。これにより後の発色が良くなります。デカ消しサイズでも3~4分で塗り終えられます。

色分け
- 赤(口部分)
ファレホ「ブラッディレッド」で一本線を描写。 - 銀(アームカバー)
ファレホ「シルバー」で極細筆を使用。 - 肌色(ボディ全体)
ファレホ「ミディアムフレッシュトーン」で腕・脚・胴体を塗装。- ラーミアンメディウムで塗料を薄め、ムラを抑制
- 筆先で叩くように色を置くことで自然な仕上がりに
- 金(頭髪)
シタデルカラー「レトリビューターアーマー」でゴールドを再現。 - 黒(瞳・鼻・コスチューム全般)
ファレホ「ブラック」でパンツやブーツも塗装。

仕上げ
全身に薄くゴールド(シタデルカラー「オーリックアーマーゴールド」)を重ね、光沢感を演出しました。

完成レビュー
塗装時間は約50分。最後にソフト99のボデーペン「クリア」を吹き付けてコーティングし、台座を付けて完成。

フロントビューからリアビューまで、ブックレット掲載のカラーを忠実に再現した仕上がりとなりました。



まとめ
今回は**キン肉マン・デカ消し第7弾G型「ゴッドシーサー」**を筆塗りでリペイントしました。
当時の懐かしいデザインを再現しつつ、現代の塗料を活用した鮮やかな仕上がりになっています。


今後も他のデカ消しやキン消しをペイントしていきますので、ぜひお楽しみに!








