#609【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第6弾(F型)オイルマン
今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの
第6弾、F型のオイルマンを塗装しました。
超人オリンピックザ・ビッグファイトの予選から登場したサウジアラビア出身の超人。2体目の塗装です。
・キン肉マンに登場した、全身がガソリン缶だった超人は?
・水性アクリル塗料、シタデルカラーの使い心地
・水性塗料で、昭和レトロ、昔のキン肉マン消しゴムを失敗せずに塗装する方法
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塗装前の下処理
当時物、第6弾のデカ消しに封入されていたブックレットです。
この弾、タイルマンやキングコブラといった超人オリンピック時の超人からバッファローマンやスプリングマンまで、なかなか個性的な組み合わせのシリーズでした。
まずは塗装前の状態です。
保管状態も良く、特に目立った汚れなどもないきれいなキンケシでした。
キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーはコントラスト・バシリカヌムグレイ。
このあと銀を塗るところの下地です
最近はフィギュア塗装で、この「BASE」「SHADE」の両方の機能を併せ持つコントラストカラーを下地に使うことが多くなりました。
液体塗料で塗りが速いため、時短に効果があります。
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約40分でした。
2色目は、コントラスト・ワープライトニング。
ボディの下地として塗った緑です。
3色目に上塗り、アイアンハンズスティールです。
腕部、脚部に塗りました
今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し大きめの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた細筆を使って塗装していきました。
細部です。
メーターの数字、目・口、頭部のキャップに白、コラックスホワイトを塗りました。
1体目にオイルマンを塗った時はイメージがアニメカラーでしたが、今回は原作カラーをイメージして本体は緑。
キャリバングリーンを塗りました。
微調整。
オイルメーターに黒、アバドンブラック。
最後に、スミ入れ的にシェイドカラーのナルンオイルを塗りました
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
ドラム缶がモチーフの超人、超人強度は33万パワーの設定でした。
動画でチェック!※塗装シーンのみ
塗装シーンのみの動画
まとめ~あわせて読みたい記事
オイルマンの今回のカラーは学研の図鑑・超人を参考にしました。
超人オリンピックの最終予選・ローラースケート競争では、思わぬ形でキン肉マンたちの予選通過をアシストするハプニングを起こした超人です
というわけで、今回はでかキンケシ・第6弾から、オイルマンの色塗りでした。
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