#790【デカ消し塗装しました】丸越製第3弾ステカセキング

2024年11月17日

今回は、丸越製デカ消し、第3弾C型のステカセキングです
七人の悪魔超人の一人で人気のキャラクター
水性アクリル塗料でペイントしました

この記事の3つのPoint☆

・丸越製・デカ消しの第3弾・ステカセキング
・昭和レトロ、当時のキン消しって色塗りできるの?
・小さなキン消しより一回り大きなサイズのを持ってたのだけどあれって??

動画でチェック

塗装の様子をYoutube動画で

Coming soon

Before~After

このステカセキングを含む、デカ消し第3弾C型のブックレットです
丸越製正規品には各弾ごとに封入されていた小冊子です

この弾では主人公のキン肉マンや、ブロッケン、ウォーズマンなど正義超人
悪魔超人もミスターカーメンやマウンテンなど、豪華な顔触れでした

ペイントするステカセキングの消しゴムの塗装前です
ペールオレンジの仕様、経年の汚れはあるものの、キズなどはない良好な保管状態の消しゴムでした。

高さ約9㎝程度の消しゴム。ディテールまで細かく作られたデザインで、今回のステカセキングは造形としては平面が大きくだからこそムラなどを作らないように心がけたペイントになりました

塗装後のレビューを先に

赤・青・黒が基調のカラーリング。シンプルな色分けですが、色分け箇所の多さと、平面の塗装面積は広く、適度な時間のかかったペイントになりました

可塑剤を抜く塗装前の下処理

下処理から、塗装の様子は記録していますのでここから詳しくご覧ください

消しゴムフィギュアの塗装はおよそこんな流れで下処理を行います

煮沸して表面の埃や、余計な油分を落とす

ベンジンに浸け込み、可塑剤・塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリアつや消しを吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です
塗装の様子はダイジェストで、使用したカラーごとに見ていきます

まずは本体と、台座にするプレートに下地として、シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーを水で溶いて薄く全体に塗りました

この方法が結果として効率が良いので、最近は消しゴム塗装では、この薄く白の下地を入れる、作業は、ほぼ全面に行うようにしています
刷毛を使って一気に塗るので、2、3分あればできてしまいます

下地が完全乾燥したのち、彩色のはじめは、ボディのメインカラーである青です
シタデルカラーのBASE、カレドールスカイを使いました
明るい青の塗料
隠ぺい力が強く、粘性も高い扱いやすいカラーです

背中はランドセルがあったので意外と塗装箇所は細かく、すべて面相筆で塗り切りました

シタデルカラーは、イギリス生まれの水性アクリル塗料で、ミニチュア・ホビー用のカラー
BASE、LAYER、コントラスト、シェイド、テクニカルと、用途に応じて様々な種類の塗料があります
粘性が高く隠ぺい力の強いカラーが多いので、下地の色を気にせずに塗装ができます

銀色です
頭部のアンテナ、腕、脚はすべてこのカラー
ファレホのゲームカラー、シルバーを使いました

右サイドにあるボタンにももれなく塗っていきました

銀はさすがの発色の良さ、隠ぺい力も強く、あっという間に色が乗りました

一番面積が大きかったのはこの黒です
ボディ中心部、そしてランドセル、頭部・フェイスに
ファレホのゲームカラー、ブラックです

こちらはアクセントになるカラー
赤です。ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです

頭頂部、股関節、手・脚・肩の部分に
鮮やかなレッド
発色の良い、使いやすいカラーです

部分的に、目はクリーム色
ファレホのモデルカラー、アイスイエローを使いました

ここで台座プレートを上塗りです
ファレホのゲームカラー、サンライズブルーを使いました
リングのカラーを意識して塗った色。ちなみにプレートのサイズは、幅6cm、奥行き3cmです

白を上塗り
ボディの「PLAY」の文字、そして口に
ファレホのゲームカラー、デッドホワイト
最後に一本ラインも引きました

ファレホは、スペイン発祥の高性能水性アクリル塗料
少々塗膜の薄いところがありますが、明るい色数も多く、隠ぺい力は強いので、フィギュアやプラモデルの塗装に最適です

塗料は水性アクリルのファレホとシタデルカラーを併用しました

筆は基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は、刷毛などを使って時短させ、効率よくペイントしました

この塗装で用いた塗料はこちら

塗装にかかった時間は約60分でした

塗装後~まとめ

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き、乾燥させます

台座をつけて、塗装後です

ということで今回は、当時物、キン肉マンの消しゴムフィギュア、丸越製、デカ消し、第3弾C型から、悪魔超人ステカセキング、水性アクリル塗料でペイントしました

今回のステカセキングは、
7人の悪魔超人の一人で、超人強度は250万パワー。
ラジオの機能も持ち、必殺技は地獄のシンフォニー。
あらゆる超人の技を再現できる「超人大全集」の再生でキン肉マンを苦しめました。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年11月17日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c