キンケシ「アモイマン」塗装レビュー|丸越デカ消し第3弾を水性アクリルで筆塗り仕上げ#1170
丸越製デカ消し第3弾C型のアモイマンを、水性アクリル塗料で丁寧に筆塗り塗装。下処理から仕上げまでの工程や使用カラー、ムラを抑えるコツまでわかりやすく解説します。
■丸越デカ消し第3弾「アモイマン」を塗装
今回は9cmサイズの丸越製デカ消し第3弾C型より、チリ・イースター島出身のパーフェクト超人アモイマンをペイントします。水性アクリル塗料を使い、いつもの筆塗りで仕上げていきます。
なお付属ブックレットにはアモイマンの記載がなく、当時のラインナップの謎も楽しめるポイントです。
■塗装前の状態チェック
経年による軽い汚れや落書きはあるものの、目立つキズや破損はほぼなし。下処理を行えば問題なく塗装できるコンディションです。手のひらサイズの約9cmで、筆塗り練習にも適したシンプルな造形です。
■下処理の基本工程
キン消し塗装では下地作りが重要です。煮沸して形状を整えつつ油分を除去し、その後ベンジンに1~2日浸けて可塑剤を抜きます。乾燥後に「Mr.スーパークリア(つや消し)」を吹き、塗装の食いつきを高めます。
■使用塗料と塗装の流れ
塗料はファレホを中心に、シタデルカラーを併用。面相筆と平筆を使い分け、効率よく進めます。工程は「下地塗り→本塗り」の2段階です。
まず下地として、ファレホの肌色ハイライトを全体に塗布。このひと手間で発色が大きく向上します。乾燥後、メインカラーのチョコレートブラウンを重ね塗りしていきます。ラーミアンメディウムで薄めながら、叩くように塗ることでムラを抑えました。
■細部塗装とカラーリング
目にはゴールドイエロー、パンツのバンドにはアンドレアブルー、下半身にはダークグリーンを使用。今回は原作ではなく、当時のブックレット表紙カラーを参考に配色しています。発色と隠ぺい力のバランスを意識しながら丁寧に塗り分けました。
■仕上げと完成レビュー
チョコレートブラウンをさらに重ねて塗りムラやはみ出しを補修し、全体を整えます。塗装時間は約30分。
仕上げにソフト99のクリアを吹き、ツヤと保護を加えて完成です。
アモイマンは超人強度340万パワーを誇る個性的な超人で、独特の造形も相まって塗装のしがいがある一体でした。シンプルながら塗装テクニックの練習にも最適なデカ消しです。