当時物キン消しを蘇らせる!デカ消し第2弾B型キン肉スグルを水性アクリルで筆塗り再生#539
子どもの頃に夢中になった「キン消し」を大人の技でリペイント。
今回は丸越製・デカ消し第2弾B型のキン肉スグルを、水性アクリル塗料(シタデル&ファレホ)で丁寧に筆塗り仕上げ。
レトロ玩具に新たな命を吹き込む、キダルトモデラーの塗装記録です。
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🎨 1. 当時物キン消しの“リペイント再生”という魅力
子どもの頃の思い出が詰まった「当時物キン消し」を、現代の塗装技術で蘇らせるというテーマ。
レトロ玩具への“リスペクト”と“大人の遊び心”が融合した、懐かしくも新しいアプローチが特徴です。
🖌️ 2. 水性アクリル塗料(シタデル&ファレホ)によるリアルな筆塗り表現
模型愛好家に人気の高いシタデルカラーとファレホを併用し、筆跡を活かした質感と発色を追求。
フリーハンドで塗り分ける技術とカラー選びの工夫が、記事の見どころになっています。
🧸 3. キダルト文化・レトロ玩具ブームへの共感軸
単なる塗装記録にとどまらず、「昔の玩具を今の感性で楽しむ」というキダルト的な価値観を共有。
同じ趣味を持つ読者に“懐かしさと創作の楽しさ”を届ける内容になっています。
塗装前の下処理
まずは塗装前の状態です。
比較的きれいな保管状態でした。とはいえ経年で表面に付いた汚れやほこり、手あかなどはあるのできれいにしてから色塗りをしました。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
筆塗り塗装
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーは、主に肌の色の下地色です。レイスボーン。
けっこう面積はありますが、もれなく塗りこみます。
下地の色は、上塗りする塗料に合わせて、暖色系の場合はこのレイスボーンを、寒色系ならコラックスホワイトという白を塗るように心がけています。
次に、ボディスーツの青色、マクラーグブルーを塗りました。
でかキンケシのキン肉マンは、今回塗装のバージョンと、おなじみのパンツのみのもの、それから第5弾に、セーターを着用したバージョンのものの3種類が存在しました。
一か所ですが、唇はフルグリムピンクを着色。
続いて赤、メフィストンレッドで、パンツ、リストバンド、ブーツ、そして収納された状態の
戦闘スタイルのマスクを塗りました。
これで雰囲気が出てきました。
次に白、ホワイトスカーを上塗りしました。
パンツの一部と、目です。
先ほど下地を塗った肌に、フレイドワン・フレッシュというレイヤーカラーを上塗りしました。
ちょっと明るめの肌の色になります。
肌の質感、陰影を出すために、シェイドカラーのレイクランド・フレッシュシェイドを塗りました。
最後に黒。
アバドンブラックで目、そして額の肉のマークを書き入れました。
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約60分でした。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
青のボディスーツのキン肉マン、懐かしのデザインでカッコいいです。
動画でチェック!※塗装シーンのみ
塗装シーンのみの動画
キン肉スグル(キン肉マン)
カラーリングの参考にしたのはアニメ版のキン肉マンです。
キン肉スグルは、おなじみ作品の主人公で、正義超人。超人強度は95万パワー。
火事場のクソ力稼働で、超人の神の憑依した運営の五王子の1億パワーにも匹敵する力を発揮します。
48の殺人技、52のサブミッション、キン肉ドライバー、マッスルスパークなど、オリジナルホールドも多彩。
まとめ~合わせて読みたい記事
いかがでしたか、昭和レトロのキンケシの塗装
第2弾のシリーズのでかキンケシに入っていたブックレットです。
当時はこういった封入物なんか気にもせず、遊んでいた記憶があります。
こんな感じで袋に入って、お菓子屋さんやおもちゃ屋さんで売られていました。
というわけで、今回はでかキンケシシリーズから、第2弾、キン肉スグル、キン肉マンでした。
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