【当時物キン消し塗装】デカ消し・第1弾ケンダマンを初代アニメカラーでリペイント#532
昭和レトロ玩具「デカ消し」第1弾(A型)からケンダマンを筆塗りリペイント。水性アクリル塗料を使い、初代アニメカラーで蘇らせた9cmサイズの迫力を紹介します。
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当時物デカ消し「ケンダマン」を題材にした塗装記録
昭和レトロな丸越製デカ消し第1弾(A型)を9cmサイズで再現。
初代アニメカラーを意識したリペイント
オリジナルデザインに忠実な色分けで、アニメファンにも懐かしい仕上がり。
水性アクリル塗料を使ったフリーハンド筆塗り
シタデルカラー&ファレホを併用し、細部まで丁寧に塗装した工程を紹介。

塗装前の下処理
まずは塗装前の状態です。
ケンダマンは、けん玉をモチーフにした超人で、鉄球が頭になっているという仕様なのですがこのでかキンケシのケンダマンは、頭部が着装されたデザインの状態で作られています。
年代物で、けっこう黒ずみ、汚れは付いていました。




事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

筆塗り塗装
そして塗装。です。

最初のカラーは白のコラックスホワイト。
鉄球と左腕をつなぐチェーンの下地として、あと、目の色として塗りました。

次にボディの、インキュビダークネス。
今回のカラーは、下地用でも使える塗料がほとんどだったので、下地塗りは特にせずそのまま塗り込んでいきました。

続いて、赤です。メフィストンレッド。
肩、膝のパッドの一部と、鉄球・頭に色づけされました。

アニメカラーのケンダマンの肌の色は黄色、ということでアヴァーランドサンセットを使いました。
これでほぼ全体の色付けができました。

チェーンの部分にアイアンハンズスティール。

仕上げとして、シェイドカラーの「ナルンオイル」で陰影・質感を付けます。
画像にはありませんが、細部、目はガンダムマーカーの0.3mmシャープを使用しています。

こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約40分でした。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
少し目立っていた黒ずみや汚れも、上塗りされて問題ありませんでした。



ケンダマンについて
ケンダマンは、超人強度1500万パワー。
デンマーク出身の完璧超人。
頭部の巨大な鉄球と、硬度10のダイヤモンドボディが特徴です。
今回はアニメカラーを元に色の選抜をしました。
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まとめ~合わせて読みたい記事
第1弾のシリーズのでかキンケシに入っていたブックレットです。
もう40年近く前、当時は袋に入っていたこんな封入物はそんなに大事にはしてなかったなぁ、と思います。
というわけで、今回はでかキンケシシリーズから、ケンダマンでした。
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