#517【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第1弾(A型)スクリューキッド

2023年2月22日

今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第1弾、A型のスクリューキッドを塗装しました。

Point☆

・昔のキンケシで、丸越製の「デカ消し」って知ってますか?
・昭和レトロのスクリューキッドのキン消しをペイント
・水性アクリル塗料でゴム消しフィギュアを塗装

塗装前の下処理

まずは塗装前の状態です。

ここから、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

そして塗装。です。

そしてこのスクリューキッド、経年の保管状態と個体差もあって、かなりゴムが曲がってクセが付いていました。
これは熱を加える、工程では一番最初の「煮沸」である程度回復させることができるんです。

筆塗り塗装

そして塗装です。

最初のカラーは白の「コラックスホワイト」。
ネジの色の下地です。

続いて、ボディのベースとして「モルガストボーン」。
これを下地として塗って、ドライブラシで色を足していきます。

ネジのくぼみのところ、今回は「グリフチャージャー・グレイ」という、シタデルカラーのコントラストの塗料を使いました。

白の下地を作っておいたネジは、レイヤーカラーの「ブルーホラー」をドライブラシで仕上げてみました。

こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。

実はこのデカケシのスクリューキッド、塗るのは2体目でして。

前はこんなカラーで、2色で塗りきったことがあったので、ネジの筋に色を入れたり別の塗装をしてみたくて、今回の塗料のチョイスになりました。

塗装にかかった時間は約70分でした。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後

塗装後がこちら。
ちょっとついていたゴムのクセが直りきらず、なんか窮屈な格好になっていますが、ご愛敬で。

スクリューキッドについて

スクリューキッドは、アメリカ合衆国ネバダ出身の完璧超人。
超人強度は1300万パワー。ケンダマンとの「乱入コンビ」として、夢の超人タッグ編で登場しました。
ツープラトン、地獄のネジ回し、でモストデンジャラスコンビを倒しました。

まとめ

こちらはでかキンケシの当時物、スクリューキッドやケンダマンを含む第1弾に入っていたブックレットです。。
ただこれ先のシリーズの一覧まで網羅されてるので、もしかすると第1弾の再販?かなにかの時のものかもしれません。

というわけで、今回はでかキンケシ第1弾から、スクリューキッドでした。

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年2月22日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c