#737【デカ消し塗装しました】丸越製第12弾ミキサー大帝
今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第12弾、当時、最新型のミキサー大帝を、水性アクリル塗料で塗装しました。
・丸越製・デカ消しの希少種、第12弾・ミキサー大帝
・昭和レトロ、当時のキン消しって色塗りできるの?
・小さなキン消しより一回り大きなサイズのを持ってたのだけどあれって??
動画でチェック
塗装の様子をYoutube動画で
塗装前の下処理
ようやく入手できたでかキンケシで第12弾に封入されていたブックレットです。
この弾は、当時の発売デカ消しで最終弾であり、表記は「最新型」。超人は6体です。
名前が、、まぁ当時あるあるのような感じですが、王位争奪編の登場超人で構成されています
まずは塗装前の状態です。
経年の汚れ、シミ、黒ずみがありましたが、造形には特に支障なく色塗りにも影響なさそうだったので、そのままいつも通りの下処理をしていきました。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
塗料は水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りでペイントしました
使用した筆は基本は模型塗装用の面相筆、広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
最初のカラーはファレホのゲームカラー、サンライズブルーです
ファレホは、スペインが発祥の高性能水性アクリル塗料
チュウブに入った塗料で、水で溶いて薄めながら色を乗せていきます
明るい色数も多く、粘性が高くて隠ぺい力が強いカラーが主なので、フィギュアの塗装に大変重用している塗料です
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
塗装にかかった時間は約60分でした。シンプルな造形で使う色数も少なかったですが、表面積も大きい造形なので思ったより時間がかかりました。
シタデルカラーのコントラスト、ブラックテンプラーで目や口、額のMのマークを書き入れ
ミキサー部分とアームカバー、脚部の装飾などに青、シタデルカラーのBASE、カレドールスカイを使いました
明るい青、扱いやすいブルーのカラーです
ディテールとしては歯と目、そして今回の台座の下地として白
ファレホのゲームカラー、デッドホワイトです
台座はベース塗装なので、薄めてさっと塗りました
色分けはこれが最後、ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです
パンツと、ミキサーの蓋の部分、そしてフェイスの模様に使いました
台座の上塗り
シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットです
イメージしたのはアニメ版熊本城のリングカラー
最後に水色、ファレホのゲームカラー、サンライズブルーをもう一度
上塗りでしっかり色を出しました
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後がこちら。
まとめ~あわせて読みたい記事
ミキサー大帝は、超人強度5900万パワーの超人で、名の通りミキサーがモチーフ
日本出身
上半身がミキサーでできていて、中に入れたものを粉砕、撹拌するほか、敵のパワーを肉体から分離させたり肉体を傷つけずに骨だけを抜き取ることもできます
キン肉マンマリポーサチームの中堅の超人