#675【当時物のキン消しを塗装】デカ消し・第12弾(最新型)キャノンボーラー

2023年12月17日

今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第12弾、当時、最新型のキャノンボーラーを、水性アクリル塗料で塗装しました。

Point☆

・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・丸越製デカ消しのとても希少な第12弾のキャラクター
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法

塗装の様子をYoutube動画で見る

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可塑剤を抜く塗装前の下処理

経年劣化と汚れありますが、でかキンケシで第12弾に封入されていたブックレットです。
この弾は、当時の発売デカ消しで最終弾であり、表記は「最新型」。超人は6体です。
今回塗装のキャノンボーラーは「キャノンボールマン」これはおそらく読者応募時のネーミングがそのまま記載されたということでしょうか。この弾は、王位争奪編の登場超人で構成されています

まずは塗装前の状態です。
経年の汚れ、シミ、黒ずみがありましたが、造形には特に支障なく色塗りにも影響なさそうだったので、そのままいつも通りの下処理をしていきました。

キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)

事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

水性塗料(シタデルカラー+ファレホ)で色塗り

そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。

下地塗装

工程は下地塗り~上塗りの2段階です。

まずは水性アクリル塗料のシタデルカラーを使って、キンケシの地に直接、下地塗りをしていきます

最初のカラーはグリフチャージャーグレイ
青系の上塗りをする箇所に下地として着色しました

次にブラッドエンジェルレッド
中心部。赤の下地です。

コントラストという種類の塗料は、下地になる顔料を含みつつ、液体塗料なので色の境目などには流れ込んで速く色分けをかなえてくれるので、よく使っています。
本来は、ベース・シェイド・ハイライトがひと塗りで表現できる、というのがウリの18mlボトルに入ったカラーです

こちらが今回の塗装で下地で使用した塗料。

スネークバイトレザー
上塗りでブロンズを塗るフェイスガードの下地にしました

バシリカヌムグレイ
鋼色、濃い銀を上塗りする箇所に下地として塗りました

アポシカリーホワイト。
白、そして銀色を上塗りする箇所に下地として塗りました

コントラストカラー最後は黄色のイアンデンイエローです

塗装にかかった時間は約80分でした。今回は色分けを細かく多く設定して塗っていったので相応して塗装にも少し時間がかかった感じでした。

肌の色は、ファレホのモデルカラー、ダークフレッシュを使いました。
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラー。
今回の下地塗装でファレホはここだけでしたが、このスペイン発の水性アクリル塗料、最近多用しています

上塗り塗装

上塗り。

頭部、肩にシタデルカラーのインキュビダークネスを塗りました
藍色という感じでしょうか

上塗り2色目は、シタデルカラーのメタルカラー、アイアンウォーリアー
濃い銀色です
BASE塗料で隠ぺい力強い、そして下地バシリカヌムグレイが効いて上手く塗れました

フェイスガードは銅、ワープロックブロンズです。
スケルトンホードを塗った箇所に上塗り
粘性高く、色が乗りやすいカラーです

膝のパッド、パンツ部分は色分けして銀色、アイアンハンズスティールを使いました
今回はなかなか凝った、多数のカラーを使った色分けです

原作、超人図鑑カラーの特徴的なズボン、パンタロンのような形状の下半身は、白・コラックスホワイトで表現しました
隠ぺい力強めの白ですが、下地・アポシカリーホワイトも効いてしっかり塗れました

紺色、ナイトロードブルー、シューズに塗りました
隠ぺい力の強いシタデルカラーのBASE塗料です

今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し大きめの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた細筆を使って塗装していきました。

耳の部分の金は、ファレホのゲームカラー、ポリッシュドゴールドを使いました
手にも、一部塗り入れています

目のラインは、ガンダムマーカーのシャープで書き入れ

肌の上塗りに、シタデルカラーのコントラスト・スケルトンホードを水で溶いて薄めた状態で染め塗りしました
陰影が付いて質感が高まりました

ラストは赤のメフィストンレッド

こちらが上塗りで使用した塗料です

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後がこちら。
キャノンボーラーは、イラク出身の超人で、キン肉マンビッグボディチームの副将を務めました
砲弾がモチーフ、超人強度は800万パワー
頭の装甲はタングステン合金製とのこと
瞬発力と一発の破壊力が魅力の超人でした

塗装シーンのみの動画をYoutubeで見る

塗装シーンのみの動画

まとめ~あわせて読みたい記事

この丸越製のでかキンケシは、体長約9㎝のゴム消しフィギュアで、キン肉マン第1次ブームの1984年~86年ごろ、第1弾~12弾まで発売されたシリーズでした
10弾以降の王位争奪編キャラのシリーズは流通量も少なく、希少種となっています

というわけで、今回はでかキンケシ・第12弾当時の最新型から、キャノンボーラーの色塗りでした。

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この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年12月17日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c