#610【当時物のキン消しを塗装】デカ消し・第11弾(K型)キン肉マンビッグボディ(2体目)
今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第11弾、K型のキン肉マンビッグボディを塗装しました。
塗装をし始めて初期の頃に塗って以来、2体目の塗装になりました。
・キン肉マン、運命の5王子でも意外と人気の高い「ビッグボディ」
・水性アクリル塗料、シタデルカラーの使い心地
・水性塗料で、昭和レトロ、昔のキン肉マン消しゴムを失敗せずに塗装する方法
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塗装前の下処理
当時物、第11弾のデカ消しに封入されていたブックレットです。
この辺りの弾のブックレットは、塗り絵ができるという名目での白黒。
この弾は王位争奪編のキャラも多数ラインナップされていた、シリーズでも後ろから2番目の後発の弾です。
まずは塗装前の状態です。
保管状態は良好で汚れは少なかったです。
キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーはコントラスト・ブラッドエンジェルレッド。
頭部に塗りました
最近はフィギュア塗装で、この「BASE」「SHADE」の両方の機能を併せ持つコントラストカラーを下地に使うことが多くなりました。
液体塗料で塗りが速いため、時短に効果があります。
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約70分でした。
2色目は、グリフチャージャーグレイ。
このカラーもコントラストカラー。
少し青みを帯びたグレイ。ブルーを塗るベルト、ブーツ、肩アーマーの箇所に塗りました。
3色目にヴォルパスピンク。
ピンクで塗る肌の色の下地として着色しました。
今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し広めの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた細筆を使って塗装していきました。
ここでバシリカヌムグレイ。
こちらはグレーのコントラストカラー。あとで銀色を塗る箇所の下地。
これで、下地の色分けが完了です。
上塗りの1色目は青、マクラーグブルーです。
目の部分を基点に、リストバンドや下半身のパンツ部分に白、コラックスホワイト。
もともと顔料多く隠ぺい力は強いカラーですが、下地が効いてさらに塗りやすくなっていました。
目と、マスクの部分の黒の書き入れはアバドンブラックを使いました。
赤、イービルサンズスカーレットを上塗り。これで頭部が仕上がりました。
銀色、アイアンハンズスティールを上塗りです。
肌のメインカラー、ピンクは、エンペラーズチルドレンというLAYER塗料を使いました
背中のKINマークを、レトリビューターアーマーで書き入れ
最後にSHADEカラーのナルンオイルで、質感、陰影を出しました
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
デカ消しの中でも後発の第11弾で出たビッグボディ。少し流通量も抑え気味で若干レアなデカ消しです。
動画でチェック!※塗装シーンのみ
塗装シーンのみの動画
まとめ~あわせて読みたい記事
キン肉マンビッグボディは、もともとはストロングマンに強力の神が憑依した運命の五王子の一人。
会津若松城でスーパーフェニックスチームと戦いました。超人強度は1億パワーです。
というわけで、今回はでかキンケシ・第11弾から、キン肉マンビッグボディの色塗りでした。
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