SDガンダムちーびー戦士 聖竜騎士ゼロガンダムJr.製作記【素組み&筆塗り塗装】#1016
1994年発売の「SDガンダムちーびー戦士 聖竜騎士ゼロガンダムJr.」を製作。素組みから丁寧な筆塗り塗装まで、使用カラーや塗装工程を詳しく解説します。
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はじめに
今回は、SDガンダムちーびー戦士シリーズから「No.11 聖竜騎士ゼロガンダムJr.」を製作します。1994年発売、当時定価300円の低価格ながらもギミック満載のキットです。本記事では、素組みから塗装までの流れを詳しくご紹介します。
キットの開封と内容
- パーツは1袋封入、シンプルな構成
- 白と黄色ラメ入りの2色成形
- 説明書には「コミックワールド」も付属


主な仕様
- ランナーロックによるハメ込み構造
- ライトタイプから武装形態への組み換え
- フェニックスボーガンはスタンドにもなる
- ちーびーフレームを使用し可動性を確保


素組み工程
- パーツカット
薄刃ニッパーでゲート処理。 - 接着
Mr.セメント(流し込みタイプ)を使用し、しっかり固定。 - 組立の特徴
- 頭部、脚部、腕部を順に組み立て
- 肩アーマーは左右非対称デザイン
- ボディ内部にはちーびーフレームを組み込み可動を実現
- フェニックスボーガン
スタンド兼用で、飛行能力を持つ設定。



武装形態の組立
- 右肩アーマー「ライトティアース」には必殺武器サンダーソード
- 左肩アーマーには「ゼロウィング」を装備、盾としても活躍
- フロントビューからリアビューまで迫力ある仕上がり



下地処理
素組み後、塗装準備としてMr.スーパークリアつや消しを吹き、マットな下地を形成。以降の筆塗りを効率的に進められるようにしました。

塗装その1(ライトタイプ)
- 下地塗装
ファレホ・ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」を使用。 - スミ入れ
シタデルカラー「ブラックテンプラー」を極細筆で塗布。 - 各部の色分け

使用塗料はすべて水性アクリル。筆は面相筆と刷毛を使い分け、効率的に色を重ねました。
→ 塗装時間:約60分



塗装その2(武装パーツ)
- 下地塗装
同様にエルフィックフレッシュで処理。 - 色分け塗装

→ 塗装時間:約70分

完成
- 各パーツに水性トップコート(つや消し)を吹き乾燥
- ライトタイプに武装を追加して聖竜騎士ゼロガンダムJr.完成
- サンダーソードとゼロウィング装備で迫力あるシルエットに



使用塗料まとめ
- シタデルカラー:レトリビューターアーマー、ブラックテンプラー
- ファレホ(ゲームカラー):エルフィックフレッシュ、ニュートラルグレー、ブラッディレッド、サンライズブルー
- ファレホ(モデルカラー):ホワイトグレー

まとめ
SDガンダムちーびー戦士「聖竜騎士ゼロガンダムJr.」は、300円(当時定価)とは思えないほど充実した内容のキットです。筆塗りによる鮮やかな色分けで、ライトタイプから武装形態まで楽しめる作品となりました。



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