【SDガンダムちーびー戦士No.3】キャプテンガンダム・フリーダムファイターJr.を素組み&筆塗り完成レビュー #1014
1992年発売の「SDガンダムちーびー戦士No.3 キャプテンガンダム・フリーダムファイターJr.」を製作。素組みから塗装工程、ライオンファイター形態への換装まで詳しく解説します。
◆素組みの動画
◆塗装その1
◆塗装その2
↑動画で見たい方はこちら
イントロダクション
今回は、1992年発売の「SDガンダムちーびー戦士 No.3 キャプテンガンダム・フリーダムファイターJr.」を製作しました。
素組みから塗装、そしてライオンファイター形態への換装までを紹介していきます。
キット概要と開封
当時定価300円という低価格路線のちーびー戦士シリーズ。
封入パーツは1袋とシンプルですが、以下の要素が盛り込まれていました。
- ランナーロックによるハメ込み構造
- ライオンファイターへの変形ギミック
- 台座となる「ちーびーメダル」
- 説明書にはコミックワールド収録
低価格ながらも遊び要素が多いキットです。
素組みの組み立て
パーツは薄刃ニッパーで丁寧にカットし、プラモデル用接着剤(Mr.セメント流し込みタイプ)で接着。
目のシールのみ素組み段階で貼り付けました。
- 頭部:サイドと額にパーツを取り付け
- ボディ:ちーびーフレームを組み込み、ポリキャップ代わりに機能
- 脚部:変形時にライオンの前足となるパーツ付き
- 腕部:基本構造を完成
武装は「プラズマ・フレアー・バズーカ」「ビームシューター」、防具として「ライオンシールド」が付属。
白と赤の2色成形ながら、ディテールは細かく造形されています。
ライオンファイター形態への換装
完成したキャプテンガンダムに肩アーマーを装着すると、それがライオンファイターの後ろ足に変形。
さらにシールドを装備して換装完了。
シンプルながら、しっかりと形態変化を楽しめます。
塗装工程①(本体)
塗装は 水性アクリル塗料のシタデルカラー&ファレホ を使用し、オール筆塗りで進めました。
- 下地:ファレホ「エルフィックフレッシュ」で全体をベース塗装
- スミ入れ:シタデル「ナルンオイル」
- グレー:ファレホ「ニュートラルグレー」
- ブラック:ファレホ「ブラック」
- グリーン:ファレホ「ライトグリーン」
- レッド:ファレホ「ブラッディレッド」
- ゴールド:シタデル「レトリビューターアーマー」
- ホワイト:ファレホ「デッドホワイト」
仕上げにはシタデルの「ストームシールド」で質感をマットに調整。
作業時間は約70分でした。
塗装工程②(武装・シールド)
続いて武装パーツを塗装。
- 下地:ファレホ「エルフィックフレッシュ」
- グレー:ファレホ「ニュートラルグレー」
- 赤:ファレホ「ブラッディレッド」
- 金:シタデル「レトリビューターアーマー」
- 白:ファレホ「デッドホワイト」
武装パーツは特にゴールドの面積が広いため、ラーミアンメディウムを併用し、ムラを防止しました。
この工程の作業時間は約50分です。
完成レビュー
塗装後は水性トップコート(つや消し)を吹き付けて仕上げ。
- キャプテンガンダム本体:フロントビュー/リアビューで精密感アップ
- ライオンファイター形態:換装後も自然なプロポーション
- 武装装備:ライオンシールドを左手に装備して迫力ある姿に
筆塗りながらも発色良く、当時の低価格キットが現代風に蘇りました。
まとめ
今回は「SDガンダムちーびー戦士 No.3 キャプテンガンダム・フリーダムファイターJr.」を素組みから塗装、換装までレビューしました。
オール筆塗りでもしっかり映える仕上がりになり、レトロキットの魅力を再発見できました。