SDガンプラ「灼熱騎士F91Jr.」を筆塗りリペイント!愛用塗料と塗装工程を紹介【その1・その2】#953

2025年7月1日

今回は、懐かしのSDガンプラを筆塗りでリペイントしました。
題材は「ちーびー戦士 No.2 灼熱騎士F91Jr.」。以前に購入して組み立てていたキットを、水性アクリル塗料を使って丁寧に塗り直しています。

この記事では、リペイントの前後編を通して「ライトタイプ」と「フル武装タイプ」の塗装・組み立て工程を順を追ってご紹介していきます。

制作Vlogはこちらからご覧いただけます!

今回の制作過程をVlog形式でまとめた動画をYouTubeにアップしています。記事とあわせて、ぜひご覧ください!

◆塗装その1

◆塗装その2


🔧 まずは「ライトタイプ」の塗装から(その1)

◆ 下地処理

塗装に入る前に、すべてのパーツに「Mr.スーパークリア(つや消し)」を吹いて下地を作成。
これにより塗料の密着性が向上し、発色も良くなります。

◆ ベースカラーの塗装

下地塗装には、**ファレホ ゲームカラー「エルフィックフレッシュ」**を使用。
白にほんのり肌色が混ざったような色味で、全体に塗ることでムラのない仕上がりに。

マーカーでの過去塗装跡が残っていたため、今回は全面塗り直し。ベースを整えることで、その後の色ノリも格段に良くなりました。

他にベースとしてよく使うカラー:

  • ファレホ「デッドホワイト」
  • シタデル「コラックスホワイト」「レイスボーン」「ホワイトスカー」
  • 「パリッドウィッチフレッシュ」など

◆ 各カラーごとの筆塗り工程

  • 金(ゴールド):シタデル「レトリビューターアーマー」
     粘度が高く扱いやすい金色で、腕・脚・顔まわりに使用。
  • 銀(シルバー):ファレホ ゲームカラー
     メタリックのアクセントとして頭部や胴体の一部に。
  • 赤(ブラッディレッド:ファレホ ゲームカラー
     フェイスや脚部に使用。鮮やかな赤が引き立ちます。
  • 青(カレドールスカイ:シタデルカラー
     頭部・腕部・胴体の広範囲に使用。隠ぺい力の高い明るい青です。
  • 白(デッドホワイト):ファレホ ゲームカラー
     頭部、胴体、脚部の上塗りに使用し、過去の塗装をしっかりカバー。

◆ 仕上げ

このパートでは、塗装から組み立てまで約70分。
すべて筆塗りで行い、面相筆と広面積用の刷毛を使い分けて効率よく作業しました。


🔥 フル武装パーツを塗装・組立(その2)

続いて「灼熱騎士F91Jr.」の本体を彩る武装パーツを塗装していきます。
こちらも塗装前に「エルフィックフレッシュ」でベース作りを実施。

◆ 各カラーの詳細

  • 金(レトリビューターアーマー)
     鎧、肩、兜、頭飾りに使用。
  • 銀(ファレホ)
     武器や防具パーツに。金と交互に塗り分けるイメージ。
  • 赤(ブラッディレッド
     鎧の一部、頭飾りに鮮やかな赤を塗装。
  • 緑(ミディアムオリーブ/ファレホ モデルカラー)
     一部の装飾に使用。
  • 紫(エイリアンパープル/ファレホ)
     アクセントとしてポイント塗装。
  • 青(カレドールスカイ
     兜の一部に。明るい青で視認性アップ。
  • 白(デッドホワイト)
     過去の塗装跡をしっかりカバーするため兜に使用。

◆ 最終仕上げ

今回も「ストームシールド」で表面仕上げ → 「水性つや消しトップコート」で完成!

◆ 組み立て

塗装後は、専用スタンドにディスプレイ。
武装パーツを装着して、「ライトタイプ」に重装備を加え、ついに灼熱騎士F91Jr.の完成です!


🎨 使用した主な塗料まとめ


✍まとめ

SDガンプラの筆塗りリペイントは、塗装そのものが遊びの延長です。
今回の「灼熱騎士F91Jr.」のように、昔遊んだキットも丁寧に塗り直せば、新たな魅力を再発見できます。

次回も、引き続きSDガンプラのリペイントにチャレンジしていきます!

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年7月1日

Posted by Mさん模活時間の記録