ビックリマン悪六(あくむ)塗装レビュー|天魔界キャラを水性アクリルで筆塗り再現#1138
1988年当時物のビックリマン消しゴム「悪六(あくむ)」を、水性アクリル塗料で筆塗りリペイント。下処理から細かな色分け、仕上げまで詳しく解説します。
悪六(あくむ)とは?天魔界の人気キャラクター
今回は「魔の弐・サタンマリアパワーアップ編」に登場する悪六(あくむ)を塗装しました。天魔界に属するキャラクターで、第5弾悪魔シールとして登場した人気キャラです。今回使用した消しゴムは、1988年に発売されたセット版の一つで、当時物シールとともに楽しめる貴重なアイテムです。
塗装前の状態チェック
素体はペールオレンジ成形で、高さ約3cmほど。経年による汚れはあるものの、キズの少ない良好なコンディションでした。造形は非常に細かく、シールやパッケージだけでは判別しづらいディテールも多いのが特徴です。
完成イメージとカラー設計
今回はパッケージやシールのカラーを参考に、黄色・青・白を基調としたアニメカラーで再現しました。色分けは非常に複雑ですが、彫りの深さを活かすことで立体感のある仕上がりになります。
消しゴムフィギュアの下処理工程
塗装前の下処理は仕上がりを左右する重要な工程です。
・80℃以上のお湯で煮沸し、油分や汚れを除去
・ベンジンに1〜2日浸けて可塑剤を抜く
・乾燥後、つや消しクリアで下地を作成
この工程により塗料の食いつきが大きく向上します。
塗装工程と使用カラー
まずベースとして、ファレホの肌色ハイライトを薄く全体に塗布。白に近い下地を作ることで、その後の発色が格段に良くなります。
メインカラーの黄色にはゲームカラーのゴールドイエローを使用。ややオレンジ寄りで隠ぺい力が高く、効率よく塗り進められます。額のマークにはパープルを入れてアクセントを追加しました。
青部分はエルフィックブルーを使用。広い面積でもムラを防ぐため、メディウムで薄め、叩くように塗るのがポイントです。乾燥後に重ね塗りすることで発色を安定させています。
そのほか、レッドやブラックで細部を塗り分け、最後にホワイトグレーで細かいパーツを仕上げました。仕上げにコントラストカラーを流し込み、陰影と立体感を強調しています。
仕上げと完成レビュー
塗装後はクリアコートで保護し、全体の質感を整えました。複雑な色分けと深いモールドが相まって、非常に見栄えの良い仕上がりになっています。作業時間は約70分と、効率よく完成させることができました。
まとめ|悪六の筆塗りは情報補完がカギ
悪六は資料だけでは色の判断が難しいキャラクターですが、だからこそ自由度の高い塗装が楽しめます。下地処理と薄塗りを意識することで、初心者でもクオリティの高い仕上がりが可能です。
当時物ならではの魅力を活かしつつ、自分だけのカラーリングで再現してみてはいかがでしょうか。