SDガンダムBB戦士 No.84「Vコマンドガンダム」を水性アクリル塗料でリペイント【その1&その2】#910

2025年4月25日

今回は、SDガンダムBB戦士No.84「Vコマンドガンダム」のリペイント記録です。昔遊んでいたキットを、ホビー用水性アクリル塗料(シタデルカラー/ファレホ)を使って再塗装しました。

シールで色分けされていた部分を中心に、筆塗りで丁寧に塗装をやり直しています。2回に分けて、Vコマンドガンダム本体と支援メカ「Vフォースワン」のパーツを仕上げました。


■ 下地処理と塗装準備

組み立てた状態のキットに、まずは「Mr.スーパークリア つや消し」で下地を作成。塗装前にしっかり定着させることで、塗料の乗りが良くなります。


■ 使用した塗料と道具

  • 塗料:シタデルカラー(BASE/シェイド/テクニカル)、ファレホ(モデルカラー/ゲームカラー)
  • 塗装方法:すべて筆塗り。面相筆や極細筆を使って、細部や色の境目を塗り分けました。
  • 仕上げ:水性つや消しトップコートでコーティング

■ 塗装工程:Vコマンドガンダム本体(その1)

● コラックスホワイト(シタデル)

ややグレーがかった白。隠ぺい力が高く、下地として最適。頭部・胴体・腕・脚部・アーマーなどに使用。水で薄めてムラなく塗布し、マットな質感に整えました。

● ミディアムオリーブ(ファレホ)

成形色より少し明るめのグリーン。脚部などのグレー成形パーツをリペイント。重ね塗りで色ムラを補正。

● アイアンウォリアー(シタデル・メタリック)

濃いめの銀。高粘度でそのままだと乗りづらいため、ホワイト下地が活躍。

● ブラッディレッド(ファレホ)

発色の良い鮮やかな赤。頭部・胴体・脚部など広めの面積に使用。

● カレドールスカイ(シタデル)

明るめのブルー。一部頭部パーツのアクセントに。

● レトリビューターアーマー(シタデル・ゴールド)

隠ぺい力に課題があるゴールド系の中でも優秀。アクセントカラーに使用。

● スミ入れ:ガンダムマーカー極細(0.3mm)


■ 塗装工程:支援メカ「Vフォースワン」パーツ(その2)

同じく下地に「コラックスホワイト」を塗布し、ミディアムオリーブ・アイアンウォリアー・ブラッディレッド・レトリビューターアーマーを中心に塗装を行いました。

● ゲームカラー・シルバー(ファレホ)

明るめの銀。メタリック感を活かしたアクセントに。

● 特殊効果:ストームシールド(シタデル・テクニカル)

もともとの成形色グリーンを活かすパーツに上塗りし、マットな質感へ変化。

● シェイド:ナルンオイル(シタデル)

シルバー塗装箇所に影を加え、質感を強調。


■ 完成までの流れと時間

  • 塗装時間:約70分(本体)+50分(Vフォースワン)
  • 全体に水性つや消しトップコートを吹き付けて乾燥
  • 組み立て:まずは軽装タイプ→武装追加→支援メカと合体し「フォース・コマンダー・ワン」へ

■ キット紹介:SDガンダムBB戦士 No.84「Vコマンドガンダム」

1991年8月発売の本キットは、「SDコマンド戦記」シリーズに登場する主人公機。二~三頭身にデフォルメされたSDガンダムのBB戦士シリーズの一つで、名前の由来は“BB弾発射ギミック”から。

Vコマンドガンダムは、悪の機械生命体「フューラー」を追ってやってきた連邦宇宙軍の大将であり、支援メカ「Vフォースワン」との合体で「フォース・コマンダー・ワン」へとパワーアップします。


今回はVコマンドガンダムのリペイント【その1】として本体、【その2】として支援メカVフォースワンの塗装を行いました。

次回もBB戦士キットのリペイントに挑戦予定ですので、ぜひチェックしてください!

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年4月25日

Posted by Mさん模活時間の記録