SDガンダムBB戦士 No.84「Vコマンドガンダム」を水性アクリル塗料でリペイント【その1&その2】#910
今回は、SDガンダムBB戦士No.84「Vコマンドガンダム」のリペイント記録です。昔遊んでいたキットを、ホビー用水性アクリル塗料(シタデルカラー/ファレホ)を使って再塗装しました。


シールで色分けされていた部分を中心に、筆塗りで丁寧に塗装をやり直しています。2回に分けて、Vコマンドガンダム本体と支援メカ「Vフォースワン」のパーツを仕上げました。
■ 下地処理と塗装準備
組み立てた状態のキットに、まずは「Mr.スーパークリア つや消し」で下地を作成。塗装前にしっかり定着させることで、塗料の乗りが良くなります。

■ 使用した塗料と道具
- 塗料:シタデルカラー(BASE/シェイド/テクニカル)、ファレホ(モデルカラー/ゲームカラー)
- 塗装方法:すべて筆塗り。面相筆や極細筆を使って、細部や色の境目を塗り分けました。
- 仕上げ:水性つや消しトップコートでコーティング


■ 塗装工程:Vコマンドガンダム本体(その1)
● コラックスホワイト(シタデル)
ややグレーがかった白。隠ぺい力が高く、下地として最適。頭部・胴体・腕・脚部・アーマーなどに使用。水で薄めてムラなく塗布し、マットな質感に整えました。
● ミディアムオリーブ(ファレホ)
成形色より少し明るめのグリーン。脚部などのグレー成形パーツをリペイント。重ね塗りで色ムラを補正。
● アイアンウォリアー(シタデル・メタリック)
濃いめの銀。高粘度でそのままだと乗りづらいため、ホワイト下地が活躍。
● ブラッディレッド(ファレホ)
発色の良い鮮やかな赤。頭部・胴体・脚部など広めの面積に使用。
● カレドールスカイ(シタデル)
明るめのブルー。一部頭部パーツのアクセントに。
● レトリビューターアーマー(シタデル・ゴールド)
隠ぺい力に課題があるゴールド系の中でも優秀。アクセントカラーに使用。
● スミ入れ:ガンダムマーカー極細(0.3mm)











■ 塗装工程:支援メカ「Vフォースワン」パーツ(その2)
同じく下地に「コラックスホワイト」を塗布し、ミディアムオリーブ・アイアンウォリアー・ブラッディレッド・レトリビューターアーマーを中心に塗装を行いました。
● ゲームカラー・シルバー(ファレホ)
明るめの銀。メタリック感を活かしたアクセントに。
● 特殊効果:ストームシールド(シタデル・テクニカル)
もともとの成形色グリーンを活かすパーツに上塗りし、マットな質感へ変化。
● シェイド:ナルンオイル(シタデル)
シルバー塗装箇所に影を加え、質感を強調。








■ 完成までの流れと時間
- 塗装時間:約70分(本体)+50分(Vフォースワン)
- 全体に水性つや消しトップコートを吹き付けて乾燥
- 組み立て:まずは軽装タイプ→武装追加→支援メカと合体し「フォース・コマンダー・ワン」へ


■ キット紹介:SDガンダムBB戦士 No.84「Vコマンドガンダム」
1991年8月発売の本キットは、「SDコマンド戦記」シリーズに登場する主人公機。二~三頭身にデフォルメされたSDガンダムのBB戦士シリーズの一つで、名前の由来は“BB弾発射ギミック”から。



Vコマンドガンダムは、悪の機械生命体「フューラー」を追ってやってきた連邦宇宙軍の大将であり、支援メカ「Vフォースワン」との合体で「フォース・コマンダー・ワン」へとパワーアップします。



今回はVコマンドガンダムのリペイント【その1】として本体、【その2】として支援メカVフォースワンの塗装を行いました。
次回もBB戦士キットのリペイントに挑戦予定ですので、ぜひチェックしてください!
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