【SDガンダムBB戦士No.347】馬岱ガンダムを筆塗りで製作!ファレホ&シタデルカラーで仕上げる三国伝外伝キット#1041

2025年11月4日

2009年発売のBB戦士「馬岱ガンダム」を、筆塗りで丁寧に仕上げました。
ファレホとシタデルカラーを使い、外伝シリーズならではの造形とカラーリングを再現。素組みから塗装までを詳しく紹介します。

SDガンダムBB戦士 No.347 馬岱ガンダムとは?

2009年に発売された「SDガンダムBB戦士 No.347 馬岱ガンダム」は、三国伝外伝 武勇激闘録シリーズに登場するキットです。
定価660円、構成はシンプルながらも重厚感あるデザインが魅力の一体。
ベースにはBB戦士No.205「武者ブルーガンダム」(Gジェネシリーズではガンダムブルーディスティニー)が使用されています。


キット開封と特徴

パーツは1袋封入のコンパクト構成。
外伝シリーズNo.06にあたるこの馬岱ガンダムは、次のような特徴を持っています。

  • 鎧を外すとほぼベースキットと同形状
  • 黄金鋼鎚(ごうつい)・黄金双刃刀(そうじんとう)が付属
  • 2つの武器を合体させて**双刃黄金鎚(そうじんおうごんつい)**に変化可能
  • 「劉封ガンダム」「周泰ガンダム」と同シリーズ展開
  • Gジェネ由来のため、ギミックは少なめ

素組み工程

まずは各パーツを説明書通りに素組みしていきます。

  • 頭部:シールは3種類から選択。目だけは塗装前に貼付。
  • 胴体・腰部:一体型ポリキャップで接続。
  • 脚部:左右の組み間違いに注意。
  • 肩パーツ:上から武装パーツを追加。
  • 武器類:黄金鋼鎚を組み立て。

全体的にパーツの合いが良く、スムーズに組み上がります。
プラモデル用接着剤「Mr.セメント流し込みタイプ」で丁寧に固定。

フロントからリアまで組み上げた姿は、ブルー基調の造形が新鮮です。


塗装準備:下地とスミ入れ

組み上げたパーツは一度分解し、塗装工程へ。
下地として**Mr.スーパークリア(つや消し)**を吹き、マットな塗膜を形成しました。


使用した塗料

塗装は水性アクリル塗料のファレホとシタデルカラーを使用。
主な塗料は以下の通りです。

  • 下地:ファレホ モデルカラー「ライトフレッシュ」
  • 金色:ファレホ モデルカラー「ブロンズ」
  • 赤:ゲームカラー「ブラッディレッド
  • グレー:ゲームカラー「ニュートラルグレー」
  • スミ入れ:シタデルカラー「ブラックテンプラー」
  • 仕上げ影色:シタデルカラー シェイド「ナルンオイル」

全工程をフリーハンド筆塗りで実施しています。


塗装手順とポイント

  1. 下地塗装
     ライトフレッシュを水で薄めて塗布。塗装効率を上げるため、下地を均一に。
  2. 表面仕上げ
     シタデルカラー「ストームシールド」を塗り、マットな質感を追加。
  3. 金色の塗装
     ファレホのブロンズを筆先で叩くように塗り、ムラを防止。
     「ラーミアンメディウム」で適度に薄めながら重ね塗り。
  4. 差し色とスミ入れ
     頭部に赤を追加し、ブラックテンプラーを薄めてスミ入れ。
     濃すぎないように水でしっかり調整。
  5. 仕上げの影付け
     乾燥後、ナルンオイルを薄めて全体に塗布。金属的な陰影が際立ちました。

塗装時間はおよそ60分
筆塗りながらもムラのない仕上がりを実現できました。


完成:馬岱ガンダムの勇姿

塗装後、各パーツを組み直し仕上げます。

  • 背中にバックパックと黄金双刃刀を装備
  • 頭部の仮面を装着
  • 胴体と腰、脚部を丁寧に接続

最後に**水性トップコート(つや消し)**で全体を保護。
落ち着いた質感の中に金色が映える、重厚な馬岱ガンダムが完成しました。


まとめ:筆塗りならではの質感を楽しむ

今回製作したSDガンダムBB戦士No.347 馬岱ガンダムは、
Gジェネベースの構造ながら、外伝シリーズ特有の鎧デザインとカラーリングが魅力です。

ファレホとシタデルの筆塗りで再現することで、
プラスチック成形色では出せないメタリックな深みを表現できました。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年11月4日

Posted by Mさん模活時間の記録