#023 【SDガンダムBB戦士 No.28 Gアーマー】懐かしキットを水性アクリルでリペイント【その1・その2】
懐かしのSDガンダムBB戦士No.28「Gアーマー」キットを、水性アクリル塗料で丁寧にリペイント。ガンダム本体とコアファイター&Gファイターの塗装手順を詳しく紹介しています。シール表現だった箇所も塗装で美しく再現し、マットな質感に仕上げました。
1989年発売のBB戦士Gアーマーを現代の水性アクリル塗料で美しく再塗装
シールで色分けされていた部分も筆塗りで再現し、マットな質感で仕上げたリペイント事例。
ファレホ・シタデルカラーを使った具体的な塗装工程の紹介
下地処理から各色の塗装、スミ入れ、トップコートまでを詳しく解説し、初心者にも分かりやすい内容。
豊富な換装パターンが楽しめるGアーマーの魅力を再発見
ガンダム、コアファイター、Gファイターなど複数形態をパーツ換装で再現できるキットの特徴も紹介。
塗装までやってみての感想
組み立てのしやすさ | Gアーマーはパーツも大きく組み立ては簡単です |
塗装の難易度 | ガイドがなく平坦な個所が多い塗装になるのでなかなか難しい |
塗装に要した時間 | 部分塗装(筆塗り)で1時間程度でした |
形態変更等で楽しむバリエーション | 様々な形態変更が可能、RX-78-2ガンダムも作れちゃう |
カッコよさ、かわいさ・フォルム | Gアーマーは完成度も高くてカッコいい |
購入に向け総合おすすめ度 | ノーマルガンダムも付属して500円。当時としてはなかなか優秀なキットでした |
BB戦士 G-アーマーのキットをご紹介
キットの概要
シリーズNo. | 28 |
デザインベース | – |
登場シリーズ | 機動戦士ガンダム |
発売 | 1989年7月 |
価格 | 500円 |
武器 | ライフル、シールド、サーベル(ガンダム用) |
特徴 | Gスカイイージー、Gブル、Gファイター、Gバスターと4形態。これはなかなか豪華 RX-78-2ガンダムも作れるキットです |

説明書通り組み立て→ひと通り塗装、、したあと、リアルタイプカラーへのリペイントにも挑戦しました
G-アーマーについて
特徴・概要
Gアーマー
機動戦士ガンダム、TVシリーズに登場する地球連邦軍のMSガンダムと、戦闘機Gファイターの合体した、架空の兵器。
Gファイターが内部にガンダムを格納した状態。
Gファイターの前部パーツと後部パーツが、仰向けにしたガンダムを挟み込む形でドッキングする重爆撃機形態。
ガンダムを前線に投入するまでの時間短縮と、空輸中の耐弾性の強化を目的としている。
分離(ボルトアウト)することで即座にガンダムを展開可能。
遭遇戦が想定される戦闘空域の強行偵察や、機動力を活かしてビグ・ザムの懐へ飛び込むために用いられたこともある。
◆モチーフとなったG-アーマーのHGUCキット
G-アーマーのキットを開封し素組みしました
キットを開封して素組み

素組み時の様子
素組みの様子をハイライトで







組み立て(素組み)にはニッパーとピンセットさえあれば!
素組み完了
素組み完了です
ガンダム+Gファイター+コア・ファイター
ガンダムとGファイター、コアファイター


Gブル
Gブル



Gスカイイージー
Gスカイイージー



G-アーマー
Gアーマーです



塗装をしました
今回は SDガンダムBB戦士 No.28「Gアーマー」 キットのリペイントに挑戦しました。
1989年7月発売のこのキットは、当時500円定価で販売されたBB戦士シリーズ初の5色成形モデルです。
長年保管していたパーツを、水性アクリル塗料で塗り直し、細部まで美しく仕上げていきます。


この記事では 「その1 ガンダム編」 と 「その2 コアファイター&Gファイター編」 に分けて、工程を詳しくご紹介します。
使用する塗料・道具
- 水性アクリル塗料
シタデルカラー・*ファレホ(Vallejo)*を中心に使用 - 筆塗りツール
面相筆・極細筆・模型用ブラシ - スミ入れペン
ガンダムマーカー極細(ブラック)・消しペン - トップコート
Mr.スーパークリア つや消し(水性)
【その1】付属ガンダムの塗装手順
① 下地処理
素組み状態から Mr.スーパークリアつや消し を全体に吹き付け、塗装の食いつきを良くします。

② 下地塗装(ホワイト)
ファレホ・ゲームカラー デッドホワイト
→ 胴体・頭部・脚部・腕部・バックパック・シールド・ライフルに薄く塗り重ね、塗装の発色を良くします。

③ 各カラー塗装
- グレー
シタデルカラー LAYER エシングレイ
→ 腕部・ライフル - 黄色
ファレホ・モデルカラー ディープイエロー
→ 胴体・シールド - 黒
ファレホ・ゲームカラー ブラック
→ 目の下地、各部スポット - 赤
ファレホ・ゲームカラー ブラッディレッド
→ フェイス・胴体 - 青(透明トップコート)
シタデルカラー テクニカル ストームシールド
→ 青・赤パーツにマット仕上げ






④ スミ入れ
ガンダムマーカー極細ブラックと消しペンでフェイス周りをスミ入れ。

⑤ トップコートと組み立て
塗装後は 水性トップコート・つや消し を吹き付け、各パーツを組み立て。
Gブル・Gバスター設定の2枚シールドでガンダム完成。

作業時間:約60分



【その2】コアファイター & Gファイターの塗装手順
① 下地塗装(ホワイト)
ファレホ・ゲームカラー デッドホワイト
→ シールで色分けされていた箇所を中心に、薄く塗り重ね

② 各カラー塗装
- 水色
ファレホ・ゲームカラー サンライズブルー
→ コアファイター・Gファイターのウィンドウ部分 - グレー
シタデルカラー LAYER エシングレイ - 黒
ファレホ・ゲームカラー ブラック - 赤
ファレホ・ゲームカラー ブラッディレッド - 青(補修用)
シタデルカラー BASE ザファング
→ 成形色青に近い紺色で補修 - 透明トップコート
シタデルカラー テクニカル ストームシールド
→ 青・赤パーツへマット仕上げ







③ トップコートと組み立て
塗装後は 水性トップコート・つや消し を全体に吹き付け、乾燥後に組み立て。
Gファイター完成。
完成レビュー
- ガンダム(Gブル・Gバスター仕様)
- コアファイター & Gファイター



パーツ換装により、 Gスカイイージー、Gブル、Gファイター、Gバスター、Gアーマー と豊富な形態が再現可能な懐かしキット。
今回は、当時のシール表現を塗装で再現し、マットな質感で仕上げました。
まとめ
SDガンダムBB戦士 No.28 Gアーマー リペイント記事【その1・その2】では、
古いキットでも 水性アクリル塗料 を活用することで、鮮やかで精密な仕上がりが可能なことをご紹介しました。
次回もBB戦士のリペイント記事をお楽しみに。
動画でチェック!
制作過程を動画にしています
塗装なしで組み立て
まずは素組みの様子を
塗装の際の動画
塗装の際の動画その1
塗装の際の動画その2
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↓こちらはパーツを流用し発売されたGジェネレーション版のGアーマー