【SDガンダムBB戦士】No.234 ジオング パーフェクト仕様(GジェネレーションNEO)を筆塗りで製作!#1041
2002年発売のBB戦士「ジオング パーフェクト仕様」を製作。GジェネレーションNEO版として完全新規造形された本キットを、素組みから筆塗り塗装まで丁寧に仕上げました。ファレホ&シタデルカラーを使用した水性アクリル塗装のポイントも解説!

キット概要:完全新規造形のジオングパーフェクト仕様
2002年発売のSDガンダムBB戦士 No.234「ジオング パーフェクト仕様」を製作します。
本キットはGジェネレーションNEO版ジオングとして登場し、定価800円ながら新規造形・豪華仕様。
封入袋は3袋とボリュームたっぷりで、過去の旧キットとは一線を画します。


同シリーズのパーフェクトガンダムやフルアーマーガンダムに並ぶ構成で、
- 腰可動による飛行ポーズ
- リード線で再現された5連装サイコミュ
- 頭部ユニット分離ギミック
- 陸戦用歩行ユニットとの換装
といった多彩な要素を備えています。

素組み工程:頭部から組み立て開始
まずは頭部ユニットの組み立て。
大柄な機体ながら、意外と繊細なパーツ構成です。
目のシールはこの段階で貼り付けておくとスムーズです。


ポリキャップを組み込み、続いて腕部・脚部を製作。
可動部が多く、細部の色分けも優秀。特に前腕部の色分けがしっかり設計されています。

5連装有線サイコミュにはリード線を使用。オールレンジ攻撃の再現も可能です。
組み立てのポイント
- 接着にはMr.セメント流し込みタイプを使用
- スカート内部のバーニア造形は密度が高く見応えあり
- 陸戦用脚部ユニットも細部までパーツ分割され、完成度が高いです









塗装準備:下地づくりからスタート
素組み後は一度分解し、**Mr.スーパークリア(つや消し)**を吹き付けてマットな塗膜を形成。
この下地により、後の塗料ノリが格段に向上します。

下地塗装には**ファレホ ゲームカラー「デッドホワイト」**を使用。
濁りのない純白で、次の色をしっかり発色させるベースになります。

使用した主な塗料とカラー紹介
| 使用ブランド | カラー名 | 特徴・用途 |
|---|---|---|
| ファレホ | デッドホワイト | 下地用の純白カラー |
| ファレホ | ソンブルグレー | 陸戦用ユニットのブルーグレー |
| ファレホ | ヘクスドライケン | 腹部メガ粒子砲の紫 |
| ファレホ | ブラック | バーニア・内部パーツ |
| シタデル | ブラックテンプラー | スミ入れ(コントラストカラー) |
| シタデル | ストームシールド | つや消しマット仕上げ |

塗装工程:水性アクリルの筆塗りで再現
塗装はすべてフリーハンド筆塗りで実施。
筆ムラを抑えながら、面相筆と広面積用ブラシを使い分けて効率的に進めました。

工程は「下地塗り → 上塗り」の2段階構成。
使用時間は約40分ほどで、発色と質感のバランスが取れた仕上がりに。
仕上げ:スミ入れ&トップコート
スミ入れには**シタデルカラー「ブラックテンプラー」**を水で薄めて使用。
濃度を調整しながらモールドに流し込み、立体感を演出します。

仕上げはつや消しトップコートでコーティングし、塗膜を保護。
最後にパーツを再組み立てて完成です。

完成レビュー:2形態のジオングを再現
まずは高機動バーニア仕様の通常ジオング形態。
スカート両側のバーニアが迫力を引き立てます。






続いて、脚部を換装したパーフェクトジオング形態。
5連装サイコミュの展開やリード線表現により、劇中のオールレンジ攻撃も再現可能です。



フロントビュー・リアビューともに重厚感ある仕上がりになりました。
まとめ
今回は、SDガンダムBB戦士 No.234「ジオング パーフェクト仕様」(GジェネレーションNEO版)を製作しました。
水性アクリル塗料「ファレホ」と「シタデルカラー」を使用し、
下地づくりから筆塗り仕上げまでを丁寧に再現。













