#375【デカ消し塗装しました】レオパルドン 丸越第11弾・キンケシ
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第11弾の、レオパルドンをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・「レオパルドン」のアニメカラーって何色だったの？
・昭和レトロ、当時のキン消しってペイントできるの？
・王位争奪編のキャラクターってデカ消しになってたの？
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可塑剤を抜く塗装前の下処理
第11弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
11弾は後発の、やや流通量も少なめのシリーズ、今回のレオパルドンをはじめ主に王位争奪編の登場超人でした
ソルジャーやゼブラ、ゴーレムマンなど、ストーリー上大事な超人もラインナップされています
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんが汚れは目立ちます
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り～上塗りの大きく2段階です
今回の塗装に使用した塗料はこちら
まずは露出している肌の箇所
ボディ、腕部、脚部にフレッシュカラー。ファレホのモデルカラー、ベーシックスキントーンです
もっとも多用している一般的なフレッシュカラーです
台座のベースを作ります
ファレホのゲームカラー、デッドホワイトをいったん塗りました
今回はアニメカラーで仕上げます
特徴的な赤、ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです
レオパルドンは、原作では緑基調、そしてアニメではこの赤が特徴的なカラーリングでした
背中に背負った砲台、そしてパンツのカラーとして、緑、シタデルカラーのBASE、キャステラングリーンを使いました
隠ぺい力の強い、濃い草色・オリーブです
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
ここで肌カラーの一度上塗り、シタデルカラーのコントラスト、スネークバイトレザーを使いました
水で溶き、薄めた状態で染め塗りしました
台座を上塗りして仕上げます
ファレホのゲームカラー、スクイッドピンクです
アニメ版・王位争奪編、会津若松城のリングカラーを意識したカラーリングです
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
黒です。ファレホのゲームカラー、ブラックです
十字マーク、あと脚部のアンクルカバーは黒で仕上げました
粘性の高い、扱いやすい黒です
肌の上塗り2回目
少し赤みを出したくて、シタデルカラーのシェイド、レイクランドフレッシュシェイドを使いました
同じく水で溶いて薄めて使っています
黄色です シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットを使いました
主に十字マークのふち囲い。今回の塗装で一番細かな作業
多少のはみ出しはOKとして、後程黒と赤で補修しました
最後は肌カラーにドライブラシ
一番最初に使ったベーシックスキントーンです
かかった時間は約80分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
今回はアニメカラーの特徴的な赤。緑で仕上げたレオパルドンとはまた違ったテイストの出来になりました
フロントビューからリアビューまで
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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第11弾 レオパルドンをアニメカラーでペイントしました
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