当時物キン消しパート10を筆塗り!ロビンマスク&喧嘩男を水性アクリルで塗装#1267
当時物「キン肉マン消しゴム パート10」から、ロビンマスクと喧嘩男の2体をフリーハンド筆塗り。ファレホやウォーハンマーカラー、極細マーカーを使って、アニメのイメージを意識しながら塗装しました。

当時物キン消しパート10のロビンマスクと喧嘩男を塗装
今回の消しゴムフィギュア塗装は、当時物のレギュラーサイズ**「キン消し パート10」**から、ロビンマスクと喧嘩男の2体です。

水性アクリル塗料を使い、基本的にはフリーハンドの筆塗りで仕上げていきます。

パート10のカプセルに同梱されていたミニブックを見ると、ジェロニモ、アシュラマン、ブロッケンJr.など、人気超人のバージョン違いもラインナップされています。
特に今回は、夢の超人タッグ編を思わせる造形が楽しめる2体です。
希少な姿で造形されたロビンマスク
まずはロビンマスクから塗装します。
今回のロビンマスクは、マスクをヘル・ミッショネルズにはぎ取られ、さらに鎧をキン肉マンに貸している状態。
そのため、普段のロビンマスクとは違い、覆面とパーカー姿という珍しいデザインになっています。
キン消しならではのシンプルな造形ですが、こうした原作の一場面を切り取ったような立体化は、当時物ならではの魅力です。
ネプチューンマンの正体「喧嘩男」
もう1体は喧嘩男です。
喧嘩男は、ネプチューンマンの正体であり、イギリス最強の超人として知られるキャラクターです。
ロビンマスクとは、かつての超人オリンピック予選でも顔を合わせたことがある、因縁のある超人でもあります。
今回は、そんな喧嘩男の少しマニアックな姿を、当時物キン消しで塗装していきます。
キン消し塗装前の下処理
塗装を始める前に、まずは消しゴムフィギュアの下処理を行います。
① 煮沸して整形・洗浄

熱湯で煮沸し、フィギュア表面の埃や油分などを落とします。同時に、足などを整形して自立しやすい状態にします。
② ベンジンで可塑剤を抜く


続いてベンジンに浸け込み、塩ビを柔らかくする原因となる可塑剤を抜き出します。
③ つや消しクリアで下地作り


最後にMr.スーパークリア つや消しを薄く吹き付け、塗料が乗りやすいマットな下地を作ります。
この下処理を済ませてから、本格的な色分けに入ります。
ロビンマスクを水性アクリルで筆塗り
まずはパンツァーエースの肌色ハイライトカラーを下地として全体に塗ります。

その上から肌カラーを重ね、手や足、首元、目元などの肌が見える部分を仕上げました。


青い部分には、ゲームカラーのグレーシャーブルーとマジックブルーを使用。
グレーシャーブルーは、今回使用している青系カラーの中でも特に明るく淡い色です。一方、マジックブルーは鮮やかな青で、パーカーやコスチュームの色として使用しました。
塗料には必要に応じてウォーハンマーカラーのラーミアンメディウムを少量加えています。塗料の伸びを調整しながら、筆ムラを抑えて均一に色を乗せるためです。

目と覆面には、モデルカラーのホワイトグレーを使用しました。白に少しグレー味を加えたような落ち着いた色で、真っ白よりも自然な陰影を出しやすいカラーです。

膝パッド、パンツ、ブーツなどの黒い部分には、ゲームカラーのブラックを使用。

そして「ROBIN」の文字やパンツ、ブーツの赤には、深みのある鮮やかなゲームカラーのブラッディレッドを使いました。
極細マーカーでディテールを追加
最後に、マービーフォードローイングの0.02mmダークブラウンを使って細かなディテールを書き込みます。

瞳や口、パーカーのしわのシャドウなど、筆だけでは難しい極細のラインを描き加えていきます。
この工程によって、シンプルなキン消しの造形に細かな表情が加わり、アニメに近いイメージに仕上がっていきます。
喧嘩男も同じ工程で塗装
続いて喧嘩男です。
下地はロビンマスクと同じく、パンツァーエースの肌色ハイライトカラーを使用しました。

今回の2体はいずれもペールオレンジの消しゴム素材だったため、肌色系の塗装は比較的進めやすかった印象です。

肌にはモデルカラーのフラットフレッシュを使用。落ち着いた濃い色味の肌カラーで、深みのある肌表現に向いています。

目、シャツ、パンツ、ブーツなどの白い部分にはホワイトグレーを使用しました。

さらに、口ひげ、眉、頭髪にはゲームカラーのゴールドイエローを使用。
ゴールドイエローは一般的な黄色よりもオレンジ寄りで、発色が良く隠ぺい力も強いのが特徴です。

仕上げには0.02mmと0.03mmの極細マーカーを使用し、目や顔、頭髪、コスチュームのシャドウなどを描き込みました。
塗装に使用した塗料と筆
今回の塗装では、水性アクリルのファレホをメインに、ウォーハンマーカラーを補助的に使用しました。

下地塗装には平筆、色分けには模型塗装用の面相筆1本を使用しています。
2体合わせた塗装時間は、約70分でした。

塗装後は、車用のトップコートであるボデーペンクリアを薄く吹き付けてフィニッシュしています。消しゴムフィギュアの仕上げにも相性が良く、薄くサッと吹くのがポイントです。
塗装後の仕上がりをレビュー
ロビンマスクは、目やボディの「ROBIN」の文字など、細かな部分の描き込みに特に丁寧さが求められました。
一方の喧嘩男は、白や黄色といった塗り重ねが必要なカラーの面積が大きかったため、薄く塗って乾燥させ、さらに重ねることを意識して仕上げています。



フロントビューからリアビューまで確認すると、塗装前とは大きく印象が変わり、当時物キン消しのシンプルな造形に彩色による情報量が加わりました。
まとめ
今回は、当時物のレギュラーサイズ**「キン肉マン消しゴム パート10」**から、ロビンマスクと喧嘩男の2体を塗装しました。


ファレホを中心とした水性アクリル塗料とフリーハンド筆塗り、さらに0.02mm・0.03mmの極細マーカーを組み合わせることで、キン消しの小さなボディにも細かなディテールを追加しています。
当時物キン消しは、造形そのものに懐かしさがありますが、塗装を施すことでまた違った魅力を楽しめます。
これからも昭和・平成の懐かしい消しゴムフィギュアを中心に、筆塗りで一体ずつペイントしていきたいと思います。










