【キンケシ塗装】闘魂改造キットのブロッケンJr.を水性アクリルでフリーハンド筆塗り#1264

1980年代発売のバンダイ「闘魂改造キット ザ・ダメージ タイプ1」から、ブロッケンJr.のデカ消しをフリーハンド筆塗り。ファレホやウォーハンマーカラーを使い、初代アニメカラーをイメージして仕上げました。

1980年代発売「闘魂改造キット」のブロッケンJr.を塗装

消しゴムフィギュア塗装、前回の続きです。

今回は、**1985年にバンダイから発売された「ザ・ダメージ 闘魂改造キット タイプ1」**に入っている、ブロッケンJr.をフリーハンド筆塗りで仕上げました。

タイプ1は、ブロッケンJr.とキン肉マンの組み合わせ。題材になっているのは、いわゆるバンダイ製のデカ消しサイズのキンケシ素体です。

レギュラーサイズのキン消しや丸越製デカ消しと比べると、ブロッケンJr.はかなり長身でスリムな造形になっています。背中には「BANDAI」の刻印も確認できます。

大胆な改造を楽しむ「闘魂改造キット」

付属の改造説明書には、入門編、初級編、中級編、上級編といった段階的な説明が掲載されています。

基本的なコンセプトは、消しゴムフィギュアを大胆に切断し、接着してポーズを変更するというもの。当時のキンケシを単に集めるだけではなく、自分で改造して楽しむためのキットでした。

今回は改造を加えず、塗装前の状態からフロント、リアを確認してペイントしていきます。

消しゴムフィギュアの塗装前下処理

塗装前には、消しゴムフィギュア特有の下処理を行います。

まずは煮沸して熱を加え、表面のホコリや油分を落としながら、素体が自立するように整形します。

次にベンジンに浸け込み、塩ビを柔らかくする可塑剤を抜き出します。

最後にMr.スーパークリア つや消しを薄く吹き付け、塗料が乗りやすいマットな下地を作りました。

ファレホとウォーハンマーカラーで下地塗装

今回は、水性アクリル塗料のファレホをメインに、ウォーハンマーカラーを組み合わせて塗装しています。

最初の肌色の下地には、ファレホ「Panzer Aces(パンツァーエース)」を使用しました。

パンツァーエースは、もともとミリタリーモデル向けに開発された水性アクリルカラーですが、落ち着いた色調が多く、フィギュア塗装にも使いやすいシリーズです。

下地をしっかり乾燥させてから、コスチュームの色を重ねていきます。

ダークグレーでコスチュームを塗装

濃い部分には、ファレホ モデルカラーのダークグレーを使用しました。

真っ黒ではなく、落ち着いた濃いグレーなので、黒ほど強くなりすぎず、自然な暗部を表現できます。

今回は、ラーミアンメディウムも少量加えています。水性アクリル塗料の伸びを調整し、筆ムラを抑えて表面へ均一に色を乗せやすくするためです。

ブラッディレッドで初代アニメカラーを再現

ハットや襟、手首などの赤には、ファレホ ゲームカラーのブラッディレッドを使用しました。

鮮やかさを持ちながら少し深みのある赤で、ブロッケンJr.のコスチュームにもよく合います。

今回は、初代アニメ版のブロッケンJr.をイメージした力強い赤として塗装しました。

ホワイトグレーとブラックで細部を塗り分け

ハットのドクロマークやフェイス部分には、モデルカラーのホワイトグレーを使用しました。

真っ白ではなく、ほんのりグレーがかった落ち着いた明るい色なので、フィギュアの細かな部分にも使いやすいカラーです。

一方、ハットやサングラス、ベルト、グローブ、ブーツなど、黒い部分にはゲームカラーのブラックを使用。

黒は全体を引き締める重要なカラーなので、細かな装飾部分も面相筆で丁寧に塗り分けました。

ゴールドの装飾にはレトリビューターアーマーゴールド

ハットの鷲の紋章やコスチュームの装飾には、ウォーハンマーカラーのベース、レトリビューターアーマーゴールドを使用しました。

鮮やかで重厚感のあるメタリックゴールドで、特に隠ぺい力が高いのが特徴です。

小さな消しゴムフィギュアの装飾でも、下地の色が透けにくく、しっかり金色を乗せやすいので重宝しています。

0.02mmマーカーでフェイスのディテールを追加

最後に、マービー フォードローイングの0.02mmマーカー、ダークブラウンを使って細かなディテールを書き入れました。

今回はフェイスのシャドウなどに使用しています。

塗装に使用した筆は、下地にはブラシ、色分けには模型塗装用の面相筆1本。フリーハンドで少しずつ色を重ね、約70分で塗装を完了しました。

仕上げにはボデーペンクリアを薄く吹き付けています。本来は車用のトップコートですが、消しゴムフィギュアの仕上げにも相性が良く、薄くさっと吹いて完成です。

ブロッケンJr.の塗装完成!

今回は、初代アニメ版カラーをイメージしてブロッケンJr.をペイントしました。

デカ消しサイズなので塗装面積は大きくなりますが、その分、細かな部分を塗る際の「的」が大きく、小さなキンケシよりも比較的塗装しやすいと感じました。

前回塗装した、同じ「闘魂改造キット タイプ1」に収録されているキン肉マンと並べると、よりコレクションとしての雰囲気が出ます。

今回は、当時物のバンダイ「ザ・ダメージ 闘魂改造キット タイプ1」からブロッケンJr.のデカ消しを、水性アクリル塗料でフリーハンド筆塗りしました。

懐かしいキンケシを、現在の水性アクリル塗料と筆塗りで蘇らせるのも、当時物フィギュア塗装の楽しみのひとつです。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいのロスジェネ世代です。
コロナ禍・両親の介護対応を機に脱サラし起業。できたすき間時間で模活を始めました。
題材は少年時代から楽しんだ昭和後期~平成初期のキャラクター、ホビーが中心です。

Posted by Mさん模活時間の記録