【SHODO-XX 仮面ライダー新2号】食玩キットを筆塗り塗装で仕上げる!可動・造形レビュー付き #1036

2025年10月21日

食玩「SHODO-XX 仮面ライダー05」シリーズから、新2号を開封・組立・筆塗り塗装で仕上げました。可動改良点や使用塗料も詳しく紹介します。

↑Youtubeで見る制作動画

食玩「SHODO-XX 仮面ライダー新2号」を制作!

今回は、バンダイの食玩キット「SHODO-XX 仮面ライダー05」シリーズより、仮面ライダー新2号を制作しました。
開封から組立、そして水性アクリル塗料での筆塗り仕上げまでを詳しく紹介します。


開封とパーツ構成

封入内容は、ボディ、交換用の手首4種、スタンド、頭部、そしてマフラー。
以前制作した新1号と対をなすデザインで、赤いグローブとブーツが特徴的な新2号です。

手首パーツは平手、チョップ手、ハンドル握り手など豊富。
ライダーらしいポージングの幅を広げてくれます。


シリーズ概要と改良点

SHODOシリーズは、全高約100mmのサイズながら緻密な造形と高い可動性を持つ人気食玩です。
「XX」シリーズになってからの主な改良点は以下の3点です。

  1. 肩関節の前後可動が追加
  2. 胴体が三分割構造(胸・腹・腰)に
  3. つま先の可動が新たに追加

より自然なポージングが可能になりました。


組み立てと素組みレビュー

まずはパッケージ裏の写真通りに両手グーで組立。
頭部パーツのジョイントはこれまでのシリーズよりもしっかり接続できる印象です。

スタンドには未使用の手パーツを収納可能。
脚部の連結機能は今回廃止されています。

素組みでも完成度が高く、フロント・リア共にシャープな造形です。


下地処理と塗装準備

塗装前にMr.スーパークリアつや消しを全体に吹き付け、マットな下地を作成。
これにより塗料の密着が良くなり、発色も安定します。


追加塗装に使用した塗料

今回使用した塗料は、シタデルカラーファレホの水性アクリルを中心に構成。
筆塗りで安全かつ扱いやすく、ムラの少ない仕上がりを実現しました。

主な使用カラー:

  • ファレホ・ゲームカラー「デッドホワイト」
  • ファレホ・モデルカラー「ミディアムオリーブ
  • シタデルカラー・コントラスト「ブラッドエンジェルレッド」
  • シタデルカラー・シェイド「ナルンオイル」
  • シタデルカラー・テクニカル「ストームシールド」「ラーミアンメディウム」

塗装工程とポイント

  1. 下地塗り
     黒い成形色の上に、デッドホワイトで色分け部分の下地を塗布。
     薄めに塗ることで後の発色が向上します。
  2. ベルト塗装とスミ入れ
     ベルトの装飾部にファレホのシルバーを使用。
     さらにシタデルのブラックテンプラーでスミ入れし、立体感を強調。
  3. カラーリング仕上げ
     ブーツとグローブにはブラッドエンジェルレッドを使用。
     深みのある赤を再現し、交換手パーツも同様に塗装します。
  4. 表面仕上げ
     最後にストームシールドを薄めて塗布。
     全体をマットに統一して質感を高めました。

仮面ライダー新2号の設定と特徴

仮面ライダー新2号は、一文字隼人が南米で特訓を重ねてパワーアップした姿。
スーツやマスクが明るい色になり、赤いグローブ・ブーツが特徴です。

「力の2号」とも呼ばれ、新1号を上回るパワーを持ちます。
必殺技には「ライダーきりもみシュート」などの空中投げ技も加わっています。


塗装完成!最終仕上げ

全体に水性トップコートつや消しを吹き付けて乾燥。
最後に手首パーツを変えてポージング。
マットな質感と重厚感のある塗装が完成しました。

塗装時間はおよそ25分
短時間でも満足度の高い仕上がりとなりました。


まとめ

  • SHODO-XXシリーズは食玩ながら驚くほどの可動性
  • 水性アクリル塗料で安全・手軽に塗装可能
  • ファレホ&シタデルの併用で質感アップ

筆塗りでも充分に楽しめる完成度の高いキットでした。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年10月21日

Posted by Mさん模活時間の記録