#197 SDガンダムBB戦士 No.373 LEGENDBB 武者頑駄無を塗装し、No.17 ムシャガンダムと比較してみました!

2021年11月9日

SDガンダムBB戦士 No.373 LEGENDBB 武者頑駄無を塗装し、No17 ムシャガンダムと比較してみました!水性アクリル塗料で塗装もしています。

この記事で伝えたい3つのPoint☆

・BB戦士、LEGENDBBの武者頑駄無のキット
・SDガンダムBB戦士No.373、No.17の武者頑駄無キットを比較
・BB戦士のSDガンプラを水性塗料で上手く塗装する方法

武者頑駄無(ムシャガンダム)

もともとは、漫画「プラモ狂四郎」で主人公・京田四郎が制作したオリジナルの改造ガンプラ、武者ガンダム。
改造したベースはガンダムMk-Ⅱ。
モチーフはガンダム(RX-78)

SD戦国伝の主人公で、頑駄無五人衆(のちに七人衆)のリーダー。
将頑駄無の実子で、弟が農丸頑駄無。
幼少のころ、父によって農民の子として育てられた事があり、そのために民の心を理解できるので、多くの者たちから慕われる武者と言われた。

闇軍団との戦いの後に、数々の功績により三代目頑駄無大将軍に出世し、頑駄無軍団の指揮を執った。

No.373 LEGENDBB 武者頑駄無のキットご紹介

キットの概要

シリーズNo.373
デザインベースムシャガンダム、ガンダムRX-78
登場シリーズLEGENDBB
発売2012年7月
価格1100円
武器武久丸(ぶきゅうまる)、薙刀、種子島雷威銃(たねがしまらいふる)
特徴軽装形態→武者形態
騎士ガンダムに次ぐ、LEGENDBB発売第2弾キットでした

23年前を知っている身としては、このLEGENDBBで武者頑駄無が出た時には、可動域の多さ、鎧の豪華さにとっても感動したものでした。

LEGENDBB

2012年に25周年を迎えることを記念して企画された、BB戦士25周年記念シリーズ。
武者ガンダムシリーズ、騎士ガンダムシリーズ、コマンド戦記シリーズなどの、従来からのSDガンダム作品の一部設定を見直し、独自のアレンジを施した作品と、その商品シリーズ。

2011年11月
ガンダムエキスポで、「騎士ガンダム」「武者頑駄無」「コマンドガンダム」の3つのアイテム発売の企画詳細が発表

2012年4月
「騎士ガンダム」が発売
2012年7月
「武者頑駄無」が発売された

新開発のポリキャップ「PC-303」をシリーズ統一フォーマットとすることで、肘の可動や首のダブルボールジョイント可動などが標準仕様となっている

武者頑駄無 塗装前(素組み完成時)

素組みの状態

軽装モード

軽装モード

LEGENDBBは、この軽装モード時の可動がホントに幅広くできて感激です。

武者頑駄無

武者形態

No.267 烈火武者頑駄無をスマートにして鎧装着後の可動範囲を広くしたようなイメージです。

素組み(無塗装)の場合は、どうしても重厚感・迫力もLEGENDBBすごい!ってなってしまいますね。

塗装をしました

水性アクリル塗料で塗装しました

塗装の際の様子

まず、一番塗る箇所も結果的に多く、時間を要した、金色です
シタデルカラーのBASE、レトリビューターアーマーです

扱いやすい、隠ぺい力の強いゴールド。

今回は箱絵の装飾以上に、塗る箇所を増やして豪華版にしています

刀の刃には銀色
ファレホのゲームカラー、シルバーを使いました

一部、緑です
ファレホのモデルカラーで、ミディアムオリーブです
武器の銃と、頭部に

赤。こちらは主に新たに色分けする箇所と、ここまでのカラーのはみ出し部に

ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました
鮮やか、かつ粘性高く隠ぺい力の強い赤のカラー

黒です
ファレホのゲームカラー・ブラックを使いました

新たに黒に色分けする箇所と、最初に塗ったゴールドのはみ出した部分に

黒・赤・白の成形カラーをそのまま活かして仕上げるパーツには、シタデルカラーのテクニカル、透明塗料で、マットな質感に変える、特殊効果を表現するカラー種の「ストームシールド」を使いました

粘性の高い塗料なので、水で薄めながら塗装しました

シタデルカラーは、イギリスが発祥、ゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している水性アクリル塗料で、仕上がりがマットな質感、総じて粘性が高く、下地の色を気にせず塗装ができる、ホビー・ミニチュア用の塗料です
BASE、LAYER、コントラスト、シェイド、テクニカルと、用途に応じて様々なカラーがあります

最後は白の補修に。主に頭部。
ファレホのゲームカラーで、デッドホワイトです

ファレホは、スペインが発祥、水性アクリル塗料で、こちらは明るい色数も豊富。シタデルよりも若干塗膜が薄いところがありますが、隠ぺい力は強い。チューブ型で、水で薄めて使う、扱いやすい塗料でフィギュアやプラモデルの塗装に重用しています

使用した塗料は水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用。
オール筆塗りでペイントしています

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所には刷毛などを使って時短させ、効率よく塗りました

今回の塗装に要した時間は約70分でした

使った塗料はこちら

塗装後

ひと通りの塗装後は、水性トップコート、つや消しを全体に吹きかけ、乾燥させます

色塗り終わった各パーツを組み上げます

まずは軽装形態を作ります

フロントビューからリアビューまで

そして、軽装形態に武装する形で、武者頑駄無組み上げました

フロントビューからリアビューまで

ということで今回は、SDガンダムBB戦士No.373、LEGENDBB、武者頑駄無。
水性アクリル塗料でリペイント、軽装形態から、武者形態まで仕上げました

LEGENDBB 武者頑駄無の塗装時の動画

塗装の様子をYoutube動画で

Coming soon

No.373 武者頑駄無とNo.17 ムシャガンダムの比較(素組み時)

ムシャガンダムとの比較

No.373 武者頑駄無とNo.17 ムシャガンダムの比較(塗装完了時)

ムシャガンダムとの比較

大きさ、迫力、可動域はLEGENDBBにはかないませんが、No,17初期シリーズのムシャガンダムは、それはそれで個性もありかわいくて僕は好きです。
塗装すると、赤&黒のガンダムでとても引き締まってカッコよく見えます。

おわりに

No.17ムシャガンダムの発売が1988年12月、LEGENDBB武者頑駄無が2012年7月ですから約24年の時を経て。
なのでもちろん仕様が変わったり良くなったりはあるのですが、初期シリーズがあのディフォルメのままいまだに健在で、味のある可愛さとカッコよさを持ち合わせて見えるのはさすがですね!

ちなみにNo.17ムシャガンダム、再販版が300円で、東京・ガンダムベースに売っていました。

「武者頑駄無」のキットはBB戦士で他にもあるので、また作ったら比較レビューしてみたいと思います。

ではまた。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2021年11月9日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c