#770 ビックリマンの消しゴム塗装【天聖界危機編】ヤマト王子

今回は、聖之壱、天聖界危機編から、ヤマト王子です
アニメ版では主役を張った若神子。
水性アクリル塗料でペイントしました

この記事の3つのPoint☆

・1987年に発売されたビックリマンのゴム消しフィギュア「天聖界危機編」
・ビックリマンチョコ第5弾天使シール、ヤマト王子
・1980年代のゴム消しフィギュアを水性アクリル塗料でペイント

塗装の様子をYoutube動画で

塗装の動画

Coming soon

可塑剤を抜く塗装前の下処理

このヤマト王子の消しゴムは1987年にセット販売されたものの一つ、こちらのシールは、2010年代、復刻版の比較的新しいものです

天聖界のキャラクターを集めた今回の消しゴムセットは1987年に発売されたもので、今回のヤマト王子をはじめ、次界を目指した若神子たち天使シールで登場したキャラクターもたくさんラインナップされていました

ペイントするヤマト王子の塗装前です
ペールオレンジの仕様、経年の汚れはあるものの、キズなどはない良好な保管状態の消しゴムでした。

天聖界の他のキャラクター、天魔界の消しゴムセットに比べても、サイズとしては小ぶりな方の造形で、少々ペイントは苦戦します

消しゴムフィギュアの塗装はおよそこんな流れで下処理を行います

煮沸して表面の埃や、余計な油分を落とす

ベンジンに浸け込み、可塑剤・塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリアつや消しを吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です
塗装の様子はダイジェストで、使用したカラーごとに見ていきます

まずは消しゴム本体と、台座にするプレートに下地として、シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーを、水で薄めて塗っていきました

消しゴムのペールオレンジに隠ぺいで勝てないカラーもいくつかあるので、このベース塗装はのちのち意外と効いてきます

彩色の1色目はフレッシュカラー
露出しているのは足、手、そして顔
ファレホのモデルカラー、フラットフレッシュを塗りました
少し濃いイメージですが、しっかりとした色味を出せる肌カラーです

一気酔剣に、ファレホのゲームカラー、グレイシャーブルーを塗りました

足元、ファレホのゲームカラー、レザーブラウンを塗りました
このあたりから、塗装する箇所がだんだん細かくなってきます

極細筆で丁寧に色を入れていきました
この茶色は、背面にも塗装する箇所がありました

鎧のカラーは紫
ファレホのゲームカラー、ヘクスドライケンを使いました
粘性の高い扱いやすい塗料です

一部、腕のバンドに赤
ファレホのゲームカラー・ブラッディレッドをスポットで使いました

黒です
達急動という超高速移動の技の理力の源の黒猫を模した頭飾り
そしてフェイスの各所書き入れに使いました
ファレホのゲームカラー、ブラックです

青です
同じく頭飾り
そして、下地を作っておいた台座プレートの上塗りとして

シタデルカラーのBASE、カレドールスカイです

明るい青
天聖界の消しゴムの台座プレートは、この青で統一しています

ここで白を重ね塗り
今度使ったのは、ファレホのゲームカラー、デッドホワイトです

黒猫の書き入れ、そして目に
さらにボディのコスチュームのカラーとして使いました

純白カラーで、隠ぺい力の強い白です

黄色です。シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセット

一気酔剣を上塗り
今度は水色、ファレホのサンライズブルーです

最後は頭髪の緑
ファレホのモデルカラー、ミディアムオリーブを使いました
下地の白も効いて一発で色が乗りました

グリーンでは、一番重用しているのがこのカラー
今回のペイントでは一番塗装面積が大きかったのはこのカラーでした

塗料は水性アクリルのファレホとシタデルカラーを併用しました

筆は基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は、平筆・刷毛などを使って時短させ、効率よくペイントしました

この塗装で用いた塗料はこちら

塗装にかかった時間は約70分でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き、乾燥させます

台座をつけて、塗装後です

まとめ~あわせて読みたい記事

ということで今回は、当時物、ビックリマンのゴム消し、聖之壱、若神子、天聖界のキャラクターでヤマト王子、水性アクリル塗料でペイントしました

今回のヤマト王子は、聖動源で生まれた若神子の一人。
明るい性格で、せっかちで少しドジなキャラクターですが、どんなことでも一生懸命に取り組む、次界を目指したメンバーの中でも中心的人物

ビックリマンチョコ第5弾No.56、天使シールで登場しました

ちなみに第5弾No.56の悪魔は、八魔オロチ。
お守りは「助剣」でした

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c