#625【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第8弾(H型)銅ベルマン(クロームメッキペイント)
今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第8弾、H型のドーベルマンを塗装しました。
クロームメッキ・ブロンズの塗装に挑戦です。
・丸越製「デカ消し」の銅ベルマン
・昔のキン消しを、アルコール系クロームメッキ塗装してみる
・水性塗料で、SHODOの仮面ライダーキットを失敗せずに塗装する方法
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塗装前の下処理
当時物、第8弾のデカ消しに封入されていたブックレットです。
悪魔騎士、ビッグザ武道、シシカバブーなど、なかなか個性的な面々の弾です。
その中で今回のドーベルマンなど、本編での活躍は少なかった読者投稿超人も何体かラインナップされています。
まずは塗装前の状態です。
多少の汚れ、黒ずみなどはありましたが塗装には影響のないレベルでした。
キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りは3つの工程に分かれます。
最初はシタデルカラーの黒、アバドンブラックです。
全面に塗り入れました。
顔料の多め、隠ぺい力の強い黒です。キンケシの地に直接でも問題なく色が乗っていきます。
こちらが今回のドーベルマンの塗装で使用した塗料。
シタデルカラー2色と、グリーンスタッフワールドのクロームメタルです。
塗装にかかった時間は約30分でした。
2色目は、アードコート。
シタデルカラー自体は本来「つや消し」マットで仕上がる塗料で、今回最終で塗るクロームメッキは下地が「濃い色でツヤあり」が推奨されています。
このアードコートは、つや消しのシタデルカラーを「ツヤあり」に変える上塗り塗料なのでこれを塗っています。
もともとツヤありのサーフェイサーなどで塗っても同様の仕上がりはできるかと思います。
そして、クロームメッキペイントです。
ブロンズカラー。銅色ですが、色は明るめでパッと見は金にも見えることがあります。
筆塗り用に調合された珍しいメッキ塗装の塗料です。
先に塗った下地が完全乾燥、今回は一晩乾かしました、ののち、筆に多めにとって思い切りよく塗っていきました。
二重になったりこすったりせず、一発で塗ってしまうのがメッキペイントのポイントのようです
今回の塗装では、全面同一カラーの色付けだったので、模型用のブラシで着色しました。
塗装後は、埃などが付かないように注意して乾燥させました。
トップコートなどの仕上げ材などは使いません。
クロームメッキの完全乾燥のあと、柔らかい布などで軽く拭き磨きます。
塗装後
塗装完了
塗装後がこちら。
以前に塗った、ダイヤマン、スプリングマンの銀に続くクロームメッキペイントでした。
まとめ~あわせて読みたい記事
ドーベルマンは、全身が銅製の超人で古代インカ、ペルー出身。
超人強度は55万パワー。
およそ600歳の超人年齢とされています。超人オリンピックに古代インカ代表として出場していました。
というわけで、今回はでかキンケシ・第8弾から、ドーベルマンのクロームメッキペイントでした。
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