#614【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第6弾(F型)タイルマン
今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第6弾、F型のタイルマンを塗装しました。
超人オリンピックザ・ビッグファイトの予選から登場したフランス出身の超人。2体目の塗装です。
・タイルマンを、水性塗料で色塗り。昭和レトロ、懐かしい丸越製「デカ消し」
・水性アクリル塗料、シタデルカラーの使い心地
・水性塗料で、キン肉マン消しゴムを失敗せずに塗装する方法
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塗装前の下処理
当時物、第6弾のデカ消しに封入されていたブックレットです。
この弾、先日塗装したオイルマンやキングコブラといった超人オリンピック時の超人からバッファローマンやスプリングマンまで、なかなか個性的な組み合わせのシリーズでした。
まずは塗装前の状態です。
保管状態も良く、特に目立った汚れなどもないきれいなキンケシでした。
キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーはコントラスト・アポシカリーホワイト。
今回はタイルの白い目地を作るために少し工夫をしました
最近はフィギュア塗装で、この「BASE」「SHADE」の両方の機能を併せ持つコントラストカラーを下地に使うことが多くなりました。
液体塗料で塗りが速いため、時短に効果があります。
こちらが今回の塗装で使用した塗料。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約40分でした。
2色目は、LAYERカラーのホワイト・スカー。
シタデルカラーでは一番鮮やかで明るい白ですが、いかんせん隠ぺい力は弱い塗料です。
今回は、先に塗ったアポシカリーホワイトの上塗りで、目地になるところに上塗りしました。
ちなみに前回のタイルマンの塗装はこんな感じのアニメカラーイメージ。
今回は、学研の図鑑・超人を参考にした原作カラーに近いものにしました。
3色目に上塗り、BASEカラーのセレストラグレイ。
これが今回のタイルのメインカラーになります。
薄め、明るいグレーです。
基本的にタイルを一枚一枚塗っていく感じで着色していきました。
今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し大きめの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた細筆を使って塗装していきました。
細部です。
目の部分、一部ですが、薄い黄色、ドルンイエローを上塗り。
再度、仕上げに目地の部分にホワイトスカーを上塗りしました。
水分多めに調合したので、目地に流し入れるようなイメージで色を付けました。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
超人強度は20万パワー。第21回超人オリンピック予選の新幹線アタックで最高記録を出したものの、次のローラースケート競争で敗退。
動画でチェック!※塗装シーンのみ
塗装シーンのみの動画
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キン肉星王位争奪編の最終局面で、テリーマンやジェシーメイビアとともに正義超人たちの一員として集合、登場していました。
というわけで、今回はでかキンケシ・第6弾から、タイルマンの色塗りでした。
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