#559【キン消しを塗ろう】2009年・復刻版キンケシ11 技ケシ・マンハッタンドロップ

2023年4月18日

今回は2009年発売、キンケシ復刻版11、技ケシスペシャルから、キン肉マンとキン骨マンの技ケシ・マンハッタンドロップを塗装しました。

Point☆

・キン肉マンがキン骨マンにマンハッタンドロップを仕かけるワザケシ
・復刻版キンケシは、従来のものよりサイズが小さい?
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法

ワザケシのキン消し塗装、細かな部分が多くてけっこう苦戦しました。

塗装の様子を動画で!

Youtube動画で

塗装前の下処理

まずは塗装前の状態です。

カラーはキン肉マンが青、キン骨マンはペールオレンジでした。
復刻版のキン消しなので見た目の汚れとかはなく、多少の手あかや油分が付いている程度でした。

事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
最近の新造形のキンケシでは、ベンジンでは可塑剤が抜けて硬化しないものもあるようですが今回の技ケシは、問題なく処理ができました。

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

水性塗料で色塗り

そして塗装。です。
色塗りの様子はキャラクターごとにダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。

キン骨マン

まずはキン骨マンです。

最初のカラーはボディスーツの黒で、アバドン・ブラック。
こちらの塗料はシタデルカラーの下地色の「BASE」。オレンジの地の上から直接塗りましたが問題なく色が乗っていきました。

次に髪の毛の色であるセレストラ・グレイ
ちょっと薄めのグレーです。

3つ目は赤のメフィストンレッド
ブーツ、グローブ、首巻き、ベルトに塗りました。アニメカラーのキン骨マンイメージの着色でこのカラーが入って全体的に締まりました。

続いて白、コラックス・ホワイト。
骨の箇所のメインカラーです。胴体に露出しているところはとても細かく塗りづらい箇所だったので苦戦しました。

仕上げにシェイドカラーのナルンオイルを、先にグレイを塗った髪の毛のスジに流し入れました。

こちらが今回のキン骨マンの塗装で使用した塗料等。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間は約40分でした。

キン肉マン

続いてキン肉マンです。

まず下地色の「レイスボーン」を、露出している肌の部分全体に塗りました。
塗りかくれるカラーなので、綺麗にというよりは塗り漏れなく薄くでもいいので、を心がけて塗りました。

次に赤。メフィストンレッドです。
アニメカラーのキン肉マン。パンツ、リストバンド、ブーツ、戦闘スタイルのマスクのカラーです。

次に白です。コラックスホワイト。
パンツのベルト、目、それから今回は歯を食いしばった表情なので口の中に塗りました。

肌のメインカラーです。フレイドワンフレッシュ
こちらは先に塗った下地の上に塗る、レイヤー種類の塗料。上塗り用です。

一部ですが、唇はフルグリムピンクというカラーを使いました。

目と、額の肉の字には、ガンダムマーカーの0.3㎜シャープを使用しました。

こちらが今回のキン肉マンの塗装で使用した塗料等。
先のキン骨マンと同じく、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。

塗装にかかった時間は約30分でした。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後

塗装後がこちら。
最近塗装した中ではかなり小さいサイズでしかも2体、けっこう難しかったですね。

カラーリングの参考にしたのはアニメ版「キン肉マン」です。

キン肉マンとキン骨マン

キン肉マンは、ご存じこの物語の主人公、キン肉スグル。
キン肉星の王子で超人強度は95万パワー。
このマンハッタン・ドロップなどは、おそらく、カメハメ師匠から奥義を授かる前から使えたプロレス技です。

キン骨マンはドクロ星出身の怪人で、超人強度は20万パワー。
本名はシャレコウベ。
本来は科学者として優秀で、物体を巨大化・怪獣化、超人保存装置を開発したりもできる能力の持ち主です。

まとめ~あわせて読みたい記事

このマンハッタンドロップの技ケシが属するキンケシ復刻版11のブックレットです。
同じ弾では、マッスルドッキング、クロスボンバー、阿修羅バスターなど、有名どころ、人気の必殺技がたくさんラインナップされています。

EPSON MFP image

こちらは懐かしい80年代の当時物。
デカ消しのキン肉マンとキン骨マン、今回塗装の骨肉コンビです。。

ワザケシ、基本は2体あるのでなかなか色塗りは骨折れますが、完成するとやっぱりカッコよくて劇中のシーンの再現なので色が付くと嬉しいですね。

というわけで、今回はキンケシ復刻版シリーズ11、技ケシスペシャルから、キン肉マンとキン骨マンのマンハッタンドロップの色塗りでした。

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この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年4月18日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c