#710【ワザケシを塗装】キンケシ21・マッスルインフェルノ(アニメカラー)
今回は2023年に発売された、キンケシ21から、ワザ消し・マッスルインフェルノです
キン肉スグルと、キン肉マンゼブラ。
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・4cmサイズのキンケシ21、ワザ消しをペイント
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装するやり方
Youtube動画で見る
塗装の様子を動画にまとめました。
可塑剤を抜く塗装前の下処理
キンケシ、21のガチャに入っていたブックレットです
このシリーズでは同じく技ケシの、マンモスマン&ゴーレムマンや、ウォーズマン、サンシャインなどがラインナップ
キン肉マンⅡ世から、セイウチンなども、新たな造形で登場しています
まずは塗装前の状態です。キン肉マンは、技をかけられている状態で棒立ちのフォルム
そしてゼブラ。今回の塗装に際しては台座とワイヤーを用意、それなりに見せれるディスプレイを工夫しました
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
キン肉マン
キン肉マンからスタート
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
キン肉スグルの方に使用した塗料はこちら
赤色。
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドからスタートです
キン肉マンのマスク、ボディスーツの一部に
ボディのベースカラーはファレホのモデルカラー、ベーシックスキントーンです
もっとも一般的なフレッシュカラーと思っています
王位争奪編のコスチュームのアニメカラーでの青、シタデルカラーのマクラーグブルーを使いました
扱いやすい、粘性の高い青です
目と口に白、ファレホのゲームカラー、デッドホワイトです
ピンクはファレホのゲームカラー、スクイッドピンクで唇を書き入れ
ここで黄色。主にコスチュームのライン。
シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットです
ここは一番細かい箇所
はみ出しは後ほど補修しました
肉マークと目の書入れに黒、ファレホのゲームカラー、ブラックです
ボディのフレッシュカラーに上塗り
シタデルカラーのコントラスト、スケルトンホードです
これで質感が高まりました
キン肉マンゼブラ+台座
続いてゼブラです
こちらはシンプルに3色でのカラーリング
まずはいったん、全体にシタデルカラーのBASE、セレストラグレイを塗りました
粘性の高い、隠ぺい力の強いグレイ。
ゼブラは試合後半、残虐ファイターの灰色に染まった状態のカラーリングにしました
ここで台座のベースを、ファレホのゲームカラー、デッドホワイトをいったん塗っておきました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
そして黒の書入れです
この縞模様のペイントはキン肉マンゼブラの塗装では一番の見せ場で大変なところです
ファレホのゲームカラー、ブラックで地道に塗り書きしていきました
赤、ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使用しました
マスクの一部と、目です
台座の上塗り
リングカラー、アニメ版のイメージで黄緑
ファレホのエスコルピナグリーンを使いました
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
キン肉マンゼブラのパートで用いた塗料がこちら
かかった時間は約80分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座にワイヤーを固定して、キン肉マン、そしてゼブラをさらに上に固定しました。塗装後がこちら
王位争奪編、姫路城から関ヶ原に場所を移した2回戦のクライマックスの、三大奥義の一つです
フロントビューからリアビューまで
ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、シリーズ21の、ワザ消し・キン肉スグルとキン肉マンゼブラの、マッスルインフェルノでした
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