#713【家にあるソフビをペイント】水性アクリル塗料で仮面ライダークウガ・ドラゴンフォーム

2024年6月5日

仮面ライダーのソフビのペイントをしています。
小学生になった長男が小さいころ遊び倒したライダーのフィギュアがたくさん。

Point☆

・昔のソフビって今ペイントできるの?
・平成ライダー、仮面ライダークウガのフィギュアをカッコよく塗りたい
・ソフビペイントにおすすめの水性塗料は?

基本的に塗りなおし、全塗装をしています。
今回は、平成のライダーの一人・仮面ライダークウガ・ドラゴンフォームです。

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Youtube塗装動画

煮沸して成形→下地を作る下処理

まずは塗装前の状態です。
ソフビの刻印は2000年になっていました。ミレニアムイヤー、ちょうどクウガがリアタイで放映されていた年です。
変形してしまっていたところがあるので、熱処理から下準備をしました。

煮沸すると、ビニールが柔らかくなり、元の形にいったん成形しやすくなります。

乾燥したのち、Mr.スーパークリアつや消しを全体に吹き付け、塗装の下地を作りました。

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です。

ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

今回の塗装に使用した塗料はこちら

まずはシタデルカラーのレイヤー、ローザンブルー
いわゆる水色の上塗り塗料です 隠ぺい力はさほど強くないカラーですが、もともとの色分けを生かして塗り入れました
ボディの一部に塗装する箇所がありました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です

このタイミングで金、シタデルカラーのBASE、レトリビューターアーマーです

クウガ本来のゴールドのカラーはそのまま生きているので、頭部・腕部・脚部・ベルトにそれぞれ塗る箇所がありました

多用している、隠ぺい力の強い金色です

3色目は、ドラゴンフォームのメインカラーである青
シタデルカラーのBASE、マクラーグブルーを使いました

先に塗った水色のカラーとはちょうどよい明るさ・濃さで色分けができました

もともとのソフビの着色よりは明るめになりました

台座の下地を作りました
ファレホのゲームカラー・カーキです

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

ここで銀色。ファレホのゲームカラーでシルバーを使います

銀の発色の強さはさすが
今回はソフビで色分けできていたところの剥離部分の補修、そして背面のベルトに主に使いました

黒です。
2色のカラーを使い分けました
まずはファレホのゲームカラー・ブラック

主に剥離部分と、先に塗ったカラーの境目、はみ出し箇所の補修を目当てに細筆で塗り入れました

台座の上塗りです
シタデルカラーのテクニカル、様々な特殊効果を表現できる塗料種の、アルマゲドンダストという、岩肌が表現できるカラーを使いました

最後は黒の箇所に塗り入れ

そして、シタデルカラーのコントラスト、バシリカヌムグレイという塗料です
面積の広い箇所に、もともと黒で色分けされている箇所への塗入れだったので、液体塗料をさぁーと流しいれる形で塗っていきました

かかった時間は約60分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です
台座の幅は約9㎝、これがライダーのソフビにジャストフィットする大きさのようですね

フロントビューからリアビューまで

まとめ~あわせて読みたい記事

ということで今回は、仮面ライダーのソフビフィギュア、平成ライダーから、仮面ライダークウガ、ドラゴンフォームを
水性アクリル塗料でペイントしました

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この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年6月5日

Posted by エムサンチャンネル